2005年07月06日(水) |
Comic Baton/長らく何の更新もしていないのに |
別サイト経由で回ってきたんですけど紙の上関係のひとにも(ていうかむしろ紙の上関係のひとに)回したいなーと思ったのでこっちにも転載。コミックバトンとノベルスバトンどっちも回ってきました。有難うC嬢…(笑)。
コミックバトン 1.Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数) えーとカラーボックス2個+小説漫画ごちゃまぜ本棚2つを今ざっと漫画だけ数えたら1000冊強くらいでした(多分)。この他にワンピース全巻+コナン3分の1巻くらいが紙袋に収まっておいてあります(貸し出しから返ってきたものの入れるスペースが既になかった)。あとそのへんに積んであるまだ本棚入りを果たしていない新刊類と読み散らかした連中がどれだけあるか数えるのが嫌なので、取り敢えず部屋の中にあるのはざっと1100冊くらいとしておいて。 他にクローゼットにでっかい段ボールが…多分4個…か、5個…? くらい、みっしりコミックス詰めて鎮座しておりこれらが何冊なのかは不明。売る予定なんではなく、単に本棚に入りきらず二軍落ちした本たちです…かわいそう…(ほろり)。うちがもっと広ければなあ。 とまあそのくらいですが、漫画読みオタクで相棒共々漫画読み、の家庭としてはかなり少ない部類に入ると認識していますがどうだろう。実家には母のコレクションがあるのでなかなか壮観です。背の高いガラス戸付きの本棚に、百科事典と医学書と看護関係の専門誌に肩を並べてみっちり少女漫画が詰まっている様子は異様だ。 2.Comic thought to be interesting now(今面白い漫画) はて難しい。取り敢えず『PLUTO』にしておきます。浦沢直樹著。 3.The last comic I bought(最後に買った漫画) えーとジパング…じゃなくて20世紀少年の新刊みたいです。 4.Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me(よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画) 『ときめきトゥナイト(第一部)/池野恋』 個人的にときめきトゥナイトは第一部完(おい)。初めて漫画の中のキャラクターにときめいた作品。今思うに、この作品に出会ってわたしの中におたくの芽が芽生えた気がする。小学校2年…か3年くらいに出会いました。それまで親の教育方針かほとんど漫画に触れたことがなかったのに、この後から急激に漫画読みに傾倒して行く(本格的に傾倒したのは中学に入ってから。小学校時代は4年〜6年の間は日々1、2冊ずつ小説やらノンフィクションやらを読むひとだった……これで視力が下がった)。 余談ですけどこの池野恋さんというひとは、結構ファンタジー物に詳しいんではないだろうか。普通、(80年代であることを考えても)少女漫画でガスストーカーは出ないと思う(作中で名称は出てはいないが、魔界人サンドはガスストーカーというモンスターだと思います)。 『CIPHER/成田美名子』 成田美名子さんという漫画家さん自体が、わたしにはとても思い入れがあります。なので成田さんの作品で初めて読んだ長編を。今現在一番好きなのは一番新しい『花よりも花の如く』で、かなり頻繁に読むんですが。 誰がなんと言おうが、わたしはこのひとを天才だと思います。芸術家的な天才ではないが、職人的な天才。言葉で全てを語ることをしない。ともすれば饒舌になりがちのキャラクターはこのひとの漫画では語らず沈黙をもって割り切れない感情を表現する。台詞も描写も、語り過ぎない漫画を描く方。 大好きです。というか尊敬している。 『闇のパープル・アイ/篠原千絵』 りぼんっこだったわたしに新境地を見せた作品。篠原千絵さんの作品はわたしには合うものと合わないものがあって(恋愛部分が痛過ぎて読めないことが。わたしに深刻な恋愛物が苦手らしいと自覚させた作家さんでもある)、合うものでも(わたしには)痛過ぎて読み飛ばしてしまったりすることも多かったんですけど、多分それだけ当時の少女だったわたしに影響力があったんだろうなあと。ときめきトゥナイトと同じく、第一部を崇拝している(いや、第二部も悪くはないんだが……麻衣ちゃん好きです。今漢字を調べて気付いたが、非業の死を遂げた倫子の妹が『舞子』だから彼女は『まい』なのだったか)。 篠原作品ではこれが一番好きで、次点が『陵子の心霊事件簿』です。後はホラー短編が印象に残ってる。致死性の呼吸不全を起こさせる毒蛾が大量発生した新興住宅地で陸の孤島とか。……ああなんか読みたくなってきた、パープル・アイ。漫画文庫あったよなあ…買おうかなあ…(どこに置くのだわたしよ)。 『ベルサイユのばら/池田理代子』 薔薇繋がりで『薔薇のために/吉村明美』と迷った…(全然違います)。 えーと、古典って凄い。と衝撃を受けた作品。名作は名作と呼ばれるだけのことはあるのだと。女性より男性に勧めたい。 余談ですが学生時代、研修旅行でフランスに行ったとき、同じくベルばらファンの友人と二人で「文句があるならベルサイユへいらっしゃい」が頭から離れなかったがためにベルサイユ宮殿に行った思い出があります(アホですか)。 『純白の血/篠原烏童』 1冊くらい最近の漫画持ってこようかと思ったけどわたしのルーツは外せない…。 篠原烏童という作家さん自体が昔っからすんごい好きなんですけど、その中から多分わたしの創作に一番最初に影響を与えたのではないかと思われる作品を。吸血鬼の話なんですけど、わたしは吸血鬼の話だと思って読んではいないです。『眩惑の摩天楼』と合わせて未だに読み返す作品。 好きなだけなら比較的最近の『週末に会いましょう』とか『Hold me tight』とかも好きなんですけどね(でもHold me tightは純白の血と『不法救世主』『セフィロト』の設定の焼き直しだと思う。いや、不法救世主とセフィロト自体が眩惑の摩天楼と純白の血の焼き直し…というか、進化系なんだが…)。この方の作品で一番手に入り易いのは『ファサード』ではないかと思います。少なくとも純白の血は手に入りにくい(絶版)。…いや、新装丁が出てたかなあ…? えーと、お話を作る方面で影響を強く受けたと思っていたのですが、他人に言わせると絵も凄く影響受けてたらしいです。今はどうか解らないが。 小説を書く上でもうひとり物凄く影響を受けたのは若木未生さんですが今は跡形もないようです(篠原さんは根底に残っている気がしないでもない)。 あと創作を始めた切っ掛けはDQ3。ドラクエ3は未だにわたしの中で最も感動したゲーム。ゲームで泣いたの初めてだったよ…しかも今現在みたいなムービーで泣かせようみたいな作りしてないのにイメージだけで泣いた。 アラ。図らずしも少女漫画オンリーですな。 青年漫画も好きですよ。浦沢直樹も天才だと思ってる。かわぐちかいじは天才っつーか奇才。沈黙の艦隊は文句なしに面白いので是非みなさん読むといいと思います。少年漫画も好きです。うしとらとかかなり読み返しました。あと富樫の傑作はてんで性悪キューピッドとレベルE。 5.Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名) ノベルスのほうを答えたあとに、どちらか(もしくはどちらも)答えていただくカンジで回しますです。ので今回はスルー。
60000HITありがとうございます……き、気付いてなかった。昨日か一昨日くらいでしたかもしかして。 するっとスルーでもしわけなく……。
そろそろ何か書きたいなあ……と思わないでもないです。あとアラリア読み返してくださったり続きをまったり待っててくださったりご新規で読んでくださる方々、本当にありがとうございます(深々)。しかしがっこは行きましょう…!(笑) 活力になれたのであれば幸いです。
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