珈琲の時間
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『どうせならあの星へ行こうよ』 君とそんな話をしたね。 ほんの少し前まではとても意気投合していたはずなのに 忘れちゃったのかな?
独りで行けるものなら、きっと僕はもうそこに辿り着いている。 あの宇宙で笑い転げて、楽しく駆け回っているはずだ。 そのくらい憧れているのを君は解っていると思っていた。 気が変わっちゃったのかな?
決して独りでは行けない場所だから君と一緒に、と思ったんだけど 今はまだ無理みたいだね。
とりあえず独りで目指してみるよ。 とてもとても困難かも知れないけど、 どうにもならない事なんて存在しない事を僕は知っている。 『なんとかなるさ~』って歌があったよね。歌いながら進もう。
君はそうしてそこでそんな僕を見ていて。 走り出したくなる時がきっとくると信じているから、 そしたら一緒にあの星へ行こう。
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