望んでいた状況がちらりと姿を表した。いい加減にフォローする気も起きず、『あ、そう。』簡潔に、こんな感じ。ブラックホールを彷徨ったであろう鳥へせめて最後くらいはきちんとしようよ。ホントは少し凹んだ。いくら嫌いだとは言え手放しで喜べるなんて、そんな事はありえない。そう言う状況に追い詰めた自分に嫌気が差した。かといって、お友達ごっこなんてできないもん。そのときの気持ちに嘘を付くなんて到底無理な話だ。