生存本能
馳鳳ツヤ



 行先。

何度も、ココに足を踏み入れては、
伝えたい言葉を探して目の前のキーボードを打つ。


また、以前みたいに、この心を吐き出せたらいいのに。
中々できないのは、ずいぶん歳を重ねてしまったからだろうか。

変わらないと信じていた私という存在は
変わるどころか、いなくなってしまうかもしれない。

以前の自分がまるで他人のように思えた。



変わらないことといえば、
十数年続けている仕事を辞めたくて堪らないくらいだ。

どこにも行きたくなくて、何処かに逝きたくてたまらないって事くらいだ。

2011年11月16日(水)
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