セシルの日記

2010年04月20日(火) 小説「死神の精度」・「左近の桜」・「秋期限定栗きんとん事件上下」

■死神の精度/伊坂幸太郎

雨男で音楽好きな死神のお話。

伊坂さんにしては終始優しい雰囲気でした。
死神がちょっとズレていてコミカルだからでしょうか?

死神の仕事はそれぞれ別の話ですが、伊坂さんらしく、やっぱりどこか繋がってます。
ラストは爽やかでした。



■左近の桜/長野まゆみ

妖しすぎる・・・。

タイトルから時代物かなと思ったらそうではなかった。

長野さん、独特な世界がありますね。

人目を避けたい恋仲同士が、お忍びで訪れる宿「左近」。
主人公は宿の長男の桜蔵(さくら)くん。
なぜか桜蔵くんは妖しいモノたちを引き寄せてしまう性癖があるらしく・・・。
読んでるこちらも、逃れられず引き込まれてしまいます。
桜蔵くんは毎度毎度懲りもせず、眠らされちゃうし。


父親の柾や常連客の浜尾など周りの男性陣も素敵だけど妖しくて。
弟の千菊(ちあき)くんの可愛さになごみつつ、
桜蔵くんが何者なのかが気になります。

続編もあるみたいなので、借りてこよう。



■秋期限定栗きんとん事件(上・下)/米澤穂信

『小市民』シリーズ、第3弾。

日常ミステリーはほとんどなく、前作までとはだいぶ変わってきました。
話の中心は放火事件とそれを取材する新聞部の瓜野くん。

主人公のはずの小鳩くんと小佐内さんには、それぞれに彼女、彼氏が出来たり。

話の展開や、今回も炸裂する小佐内さんの復讐もオチが付いてて面白かったけれど、
ちょっと後味が悪かったなぁ。


『冬期』はまだ出ていないようですね。
出るのかなぁ。






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