| 2010年02月25日(木) |
小説「西の善き魔女(3)(4)」・「チルドレン」 |
■西の善き魔女(3) 世界の扉の巻/荻原規子
相変わらず、展開が速いですね。
フィリエルとルーンはヘルメス党に落ち着くのかと思ったら、もう出ちゃったよ。
それでも二人一緒ならと安心していたら、ルーンはユーシスのところへ行っちゃって、 フィリエルは陛下に会いにとバラバラに。
ユーシスとロッドが意外と早く再登場してくれたのは嬉しかったですが。 フィリエルを助けてくれるケインもいいキャラですね。
この国の成り立ちもわかってきましたね。 ファンタジーにSF要素も加わったようです。
後半は外伝。 ということは、一応区切りがついたのかな。 女王候補たちの方向性がみえてきたところで。
まだ、謎はあるし、これからもっとおもしろくなりそうなんだけど。
後半の外伝はフィリエルとルーンの子供時代。
これを読むと、この物語はフィリエルとルーンの物語なんだなと思いますね。
特にルーンの思いの深さや強さに打たれました。
■西の善き魔女(4) 星の詩の巻/荻原規子
4巻も外伝が2作。
笑ってごまかすだけが得意技のアデイルですが、大冒険になりましたね。 ユーシスにユニコーンを届けるまでにこんな大変だったとは・・・。
しかし、ユーシスより、ティガのほうがよかったのでは?と思ってしまったわ。
最後の外伝は、やっぱりフィリエルとルーン。
これは、本編の続きのようでしたね。これで完結って感じでした。
フィリエルと賢者の対決も面白かったです。
フィリエルのルーンのふたりに関してはケインのように、どうぞお好きにって感じでしたが、 バードの存在が面白かったですね。 フィリエルに育てられてしまったら、懐くよね。 だって、生みの親より、育ての親っていうじゃない。
全4巻、楽しかったです。 ストーリよりも、キャラの面白さにはまりました。
■チルドレン/伊坂幸太郎
短編集ですが、登場人物が共通してることもあって、 お話はそれそれ独立してるけれど、ひとつの物語のようですね。
2話目の「チルドレン」を読んでいて、デジャブが。 なんかこの話、知ってる。読んだことないはずなのに。 と思ったら、「チルドレン」はWOWOWでドラマ化されてますね。 それで観て、内容を知っていたのでした。
ドラマはあまり面白いと思った記憶がないんですが、 小説は面白かった。
陣内のキャラは強烈なのに、全体を通して優しい空気が流れていて、 読んでいて心地よかったです。
しかし・・・、伊坂さんは本当に映像化多いですね。
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