| 2010年01月26日(火) |
小説「パラドックス13」・「これでよろしくて?」 |
■パラドックス13/東野圭吾
死んだと思った自分たちだけが生き残って、 他の人間が消えてしまった。
パニック小説、ということかな。
こういうお話にありがちかなと思いますが、 都合がいい部分が目立ちましたね。 助かった人たちが老人から赤ちゃんまでバランスよかったり、 看護師さんがいたりとかね。 偶然見つかって、助かったりとか。
そうはいっても、どんなことになるのかと楽しんでいたら、 生きるか死ぬかって時なのに、話が壮大になってきて、 ついていかれなくなってしまった。 誠哉さんが一番好きだったのに。残念だ。
でも、さすがに東野さん。 ページの進みの速かったこと。 止められなくて、一気に読んでしまいました。
■これでよろしくて?/川上弘美
主人公の菜月は38歳、専業主婦、子供なし。 あるきっかけで、「これがよろくして?同好会」に入ることになり・・・。
まず、タイトルが楽しそうだと思いました。
「これがよろくして?同好会」っていうのも楽しそう。 文中にもありましたが、同好会の隣の席にいたら、きっと、聞き耳を立ててしまうでしょう。 おば様たち二人は、さすがに貫禄を感じました。
菜月の葛藤は、共感できる部分が結構ありましたが、 結論は、まあ、これしかないだろうなと、特に驚くようなことではなかったです。
多かれ少なかれ、他人と係わる以上、生まれる軋轢は避けられないよね。
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