■キャンセルされた街の案内/吉田修一
どのお話も吉田さんらしいけれど、 テイストはバラバラですね。
書かれた年も初出もいろいろだからかな。
最初の「日々の春」はすごくかわいいと思ったら、 初出は「an・an」でした。
■プリズン・トリック/遠藤武文
江戸川乱歩賞受賞作。
交通刑務所内で殺人事件が起こる。 密室殺人、しかも犯人は逃走。
面白そうな題材だなと読み始めましたが、 だんだん雑な印象が強くなってきて、最後はかなりバタバタ。
ラストでまた謎作っちゃってどうするの?
これが、乱歩賞受賞作かぁ・・・・。
■新聞連載 優しいおとな/桐野夏生
読売新聞の土曜朝刊で連載していた「優しいおとな」が先日終わりました。
なかなかシビアな物語でしたね。
近未来、ホームレスとして生きる少年イオンの話。
毎週毎週緊張を強いられて読んでいた気がします。 ようやくそれがラストで解かれました。
■儚い羊たちの祝宴/米澤穂信
最近、ミステリーでよくお名前を見かけるようになった作家さんですね。
短編集ですが、 全てのお話が少しの昔の上流階級のお屋敷が舞台になっており、 ホラーっぽくもあり、独特の雰囲気もありというところか。
すべてに大学の読書サークル「バベルの会」に所属する登場人物がいるのも、 なかなか面白かったです。
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今年も面白い本がたくさん読みたいです。 ようやく東野さんの『新参者』を図書館で予約。 140番目だって。今年中に読めるのかしら・・・・。
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