■空の中/有川浩
デビュー2作目で、自衛隊3部作の2作目でもありますね。
1作目の「塩の街」もSF入ってましたが、これもですね。 そしてまたラブストーリーありの、青春モノありの、で。
物語の都合上か、説明セリフが多くて、読み飛ばしてしまった部分も多々あり。
子供たち側が痛々しくて、その辺は読んでいてしんどかったですが、 ラブストーリー担当(?)の高巳の軽さが救いになりました。
有川さん、気安くて軽薄そうなのに、懐の深い男の人書くの巧いですよね。 惚れそうでした。
あとは宮じい。 さすがに惚れはしませんでしたが、いてくれてよかったです。
読後感は爽やかでした。 「塩の街」よりこっちのほうが好きかな。
■僕と『彼女』の首なし死体/白石かおる
2009年の横溝正史ミステリー大賞優秀賞だそうです。
まず、タイトルが楽しそうですよね。
そして、表紙の眼鏡がいい感じです。 線が細そうで、ちょっと神経質な感じで。
主人公の白石かおるが『彼女』の首を渋谷のハチ公像の足の間に置くところから始まります。
思わぬ展開で始まり、妙な感じで物語が進んでいきます。 でも、意外と世間は狭くて、予想通りの部分もありました。 だって、他にいないじゃん。
期待した主人公の眼鏡くんですが、 冷めてるようで、実は働き者で、情もある? イマイチ捉えどころがないのが彼の魅力なのかな? ワタシは友人の野田のほうが好きでした。一見普通だけど。
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