■塩の街/有川浩
『ある日突然空から落ちてきた塩の塊によって、人々に塩害が発生する』
初めはSF、そのうち自衛隊モノ、実はラブストーリーなのでした。 『図書館戦争』に通じるものがありますね。
面白かったけれど、なんだかモヤモヤとするものがあって。
危険な仕事をする秋庭も止めようとする真奈の気持ちもわかるのに、 なんか引いちゃったんだよねー。 作者が物語に酔ってるような気がして。 はいはい、カッコいいよね、って。 『図書館戦争』では素直に「カッコいい〜堂上教官!」ってなったんだけど。 読んだときの精神状態がよくなかったかな。
本編はそんな感じだったのだけど、 後半の「その後シリーズ」はよかったです。 野坂夫婦の話が特に好きでした。
■ダッシュ!/五十嵐貴久
主人公は高校の陸上部で、『1985年の奇跡』』や『2005年のロケットボーイズ』のような、 楽しい青春小説なのかと思ったら、全然違った。
ダメなんだもん、病気ネタ。苦手なのよ。 もうそこでダメだったからか、読んでてちっとも楽しくなかった。
陸上部もほとんど関係なかったし、 物語の展開もキャラクターの描き方も物足りなかったです。 残念。
■六月の夜と昼のあわいに/恩田陸
詩や短歌とイラストと小説からなる短編集。
不思議なお話ばかりですが、 受ける印象は近いものなのに、 まったく意味がわからないのと、すごく面白いのといろいろでしたね。
好きか嫌いかと聞かれたら、わりと好き、かも。
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