■少年少女非行倶楽部/加納朋子
あとがきに「明るい青春物語」とあるように、 すごく楽しい学園小説でした。
こりゃもう、第1印象から、変人眼鏡の斉藤先輩でしょう。 中村先輩はね、いい人だけど、野球部坊主なんだもん。
斉藤先輩がつくった飛行クラブに入部することになった海月。 斉藤先輩の願いどおり、空を飛ぶことが出来るのか・・・・。
世の中でいちばん馬鹿な生き物は中2男子だというのは、 ほかでも聞いたことがあるけれど、(銀魂で銀さんも言ってたというのは知らなけど) この中2男子たち(斉藤先輩と中村先輩)は なかなか中身のある男子たちでした。
女の子たちも実はひそかに悩んだり傷ついたり。 女同士もいろいろあるよね。 二人組みの恐怖っていうのは、わかりますね。
楽しいだけではないし、それぞれ抱えているものもあるけれど、 何の特にもならないことを一生懸命やるのは、結構面白いんだよね。 学生時代の醍醐味ですね。
ほのかな恋話も可愛かったです。
■ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
2009年度のこのミス1位作品。
予約したのが1月頭で5ヶ月かかってようやく手元にやってきました。
初伊坂本。ちょっと緊張しながら読み始めましたが、 まあページをめくる手が止まらない止まらない。
なぜか、首相暗殺犯にされてしまった青柳雅春。 まったく身に覚えのないこの陰謀から、青柳は逃げ切れることが出来るのか・・・・。
これはありえないだろうと思いながら、 もしかして自分が知らないだけだったり・・・なんて思いつつ。
クライマックスはドキドキして泣きそうでした。
過去と現在、伏線がうまく張られて、よく出来てるなぁと思いました。
やはり謎は謎のままで、読後はすっきりさっぱりとはいかなかったけれど、 さすがこのミス1位作品。 面白かったです。
伊坂さんの本は映画化されたり話題作が多いですね。 五十嵐さんの本も読み終えちゃったし、今度は伊坂さんにしようかな。
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