■1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター/五十嵐貴久
『1985年の奇跡』が高校野球、 『2005年のロケットボーイズ』が高校生が宇宙をめざす話だったので、 これも高校生が頑張る話かと思っていたら、ちょっと違いましたね。
主人公は40代の主婦。 おばさんたち4人が、バンドを組んで、ステージに上がるまでのお話でした。
さすがに大人なので、楽しいだけじゃなく、 切ないことも辛いこともありましたが、 展開が予想できるので、楽しく読めました。
最後は主人公たちと一緒に緊張してしまったよ。
でも、きっとやり終えた後は気持ちいいだろうなぁ。 そんな感覚を持てることはあまりないので、うらやましくも思えました。
■For You/五十嵐貴久
恋愛小説でしたね。
クモ膜下出血で急逝してしまった叔母(冬子さん)の日記に綴られた高校時代の恋愛と 現代を生きる姪の恋。
冬子さんの高校生時代の恋は 携帯もメールもない時代のちょっと懐かしい青春時代が想像できて楽しかったし、 後半に行くにつれて、こんなドラマチックな展開が待っていようとは。
ホントにドラマになりそうなお話でした。
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