| 2008年03月13日(木) |
小説「鴨川ホルモー」・「ホルモー六景」・「図書館戦争」・「つくもがみ貸します」 |
このところ1週間に2冊のペース。 忘れないうちに感想書いとこ。
■鴨川ホルモー/万城目学
『ホルモー』ってなに?って、まず思いますよね。
まさか大学対抗の競技だとはね。 これが不思議だけど、ホントにバカバカしいもので。
いやー、笑いました。
まず笑ったのは、
「まさし」ね。
次は「凡ちゃん」、「鬼語」、「レナウン娘」、そして「ちょんまげ」。
もう、笑いっぱなしでした。。 もう、ワタシの笑いのツボ、ど真ん中です。 バカバカしいのをマジメにやってるものほど、可笑しいものはないですね。
他人にとってはどうでもいいことこそ、自分にとって楽しいってこともあるしね。
バカだなーと思いつつも、最後のホルモーはドキドキしてしまいました。
これ、京都の地名は知ってても、地理がわからないので、想像がつたないのが残念ですね。
大学生が主人公のお話でしたが、どうも、若々しさが感じられないというか、 昭和の匂いがするのは、「まさし」のせい・・・・だけではなさそう。
『ホルモー』の謎はすべて明らかにはなりませんでしたが、 爆笑しつつも、ほろ苦さや甘酸っぱさも味わって、読後は爽やかでした。
あ、あと、気になったのは、表紙のイラスト。 横断歩道を渡ってるとビートルズっぽいから、4人でいいような気がしちゃうけど、 5人じゃないとダメじゃない? 前から二人目は高村で、ラストは凡ちゃんなのはわかるけど、 あとの二人は誰よ。 主人公の安部?それとも双子? 気になるなー。
■ホルモー六景/万城目学
「鴨川ホルモー」のスピンオフですね。
そしてみんな恋話。
「同志社大学黄竜陣」の主人公である芦屋の元カノが 「鴨川ホルモー」での印象とぜんぜん違ったのが面白かったなぁ。
一番のお気に入りは、最後の「長持の恋」。 可愛くてちょっと切なくて。
高村のちょんまげがこんなに深いものだったなんて思いませんでした。。
「鹿男あをによし」で出てきた料亭「狐のは」が出てきたのもなんか嬉しかったです。
■図書館戦争/有川浩
前から気にはなっていたんですが、 アニメ化されると聞いて、その前に読もうかと借りてきました。 アニメ観たときに、イメージが違ってがっかりしないように、 アニメのキャラは事前にチェック。
内容知らずに読み始めたんですが、 『戦争』とタイトルが付いているものの、てっきり、「受験戦争」とか、 そういう類の戦争なのかと思っていたら、本当に武器もって戦争してるよ・・・。
表現を取り締まる「メディア良化委員会」と本を守る「図書隊」との戦い。 戦争だし、漢字が多くて、もっと難しいお話かと思っていたのがさくさくと読めて、 戦ってるけど半分は恋愛小説のようでもありました。
主人公郁の憧れの王子様。 正体は予想通りの人でした。 まあ、これはこの人しかいないでしょうね。
キャラクターもなかなか痛快で面白い人が揃ってて。
お気に入りは小牧教官。 穏やかで優しいけれど、正論好きで結構辛辣。 他人にも自分にも厳しいけれど、笑い上戸。 石田さんの小牧教官がすごく楽しみです。
■つくもがみ貸します/畠中恵
畠中さんの作品はメインの話に恋愛がからむのが多いですね。 これもそんな感じ。
古道具屋兼損料屋「出雲屋」では、「付喪神」が道具として借り出されていきます。
付喪神を貸し出して、情報を得て、事件を解決しつつ、 出雲屋を営む清次とお紅の心のうちが描かれてます・・・・が、 なんか物足らない感じが。
付喪神たちの会話も面白いし、 雰囲気も好きなんだけど・・・・。
****只今読書中**** <阪急電車・図書館内乱/有川浩、相棒/五十嵐貴久、こころげそう/畠中恵>
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