cafe rilassarsi...むつみ

 

 

バレンタイン - 2005年02月14日(月)

今年のバレンタインは2つの想いがあった。
1つは自分の中の憧れに終止符を打つこと。
もう1つは自分の想いを相手にきちんと伝えること。

12日の夜にシフォンケーキを作った。会社で配る用と憧れのOさんに渡す用と
2つのラッピングをして13日に会社に持って行った。
Oさんは以前の日記にも書いた同じ部署のプチラブな人。
話せればうれしくて目が合えばドキドキして飲み会などではいつも絡んでいた。
Oさんは部署No1の天然さんで私の想いには全く気づいていなかったけれど

「君の笑顔はみんなを幸せにするね」

などと言って無意識に私を喜ばせていた。
でもそんな想いも13日で終わりにしようと思っていた。
憧れていたこと、好きだったこと、きちんと伝えてきちんとフラレて
新しい1歩を踏み出そうと決意していた。

しかし。
渡せなかった。いや、渡せたんだけど帰り道にとっ捕まえて

「これ余ったんでよかったら食べてください!」

そう言うのが精一杯だった。。。(爆)
しかもみんなに配る用のラッピングの物を渡してしまった。。。(爆)
Oさんはその場でケーキを食べてくれて「おいしいね」と言ってくれた。
私はもうそれだけで十分だった。気持ちを伝えなくても
Oさんとはずっといい先輩後輩でいたい。そう思ったから。

そして家に帰ってからクッキーとトリュフを作った。
14日、月曜はたっちゃんと一緒の公休日だったので吉祥寺に行った。
井の頭公園は私の大好きな場所で井の頭公園の入口にある猫がたくさんいる
カフェも大好きでたっちゃんはそこへ行ってみたいと言っていたから。

お昼ごはんを食べてたっちゃんと井の頭公園を散策した。
平日なので人気も少なく、2月なのに少し暖かかったのがうれしかった。
池のほとりのベンチに座り、他愛もない話をしていた。

私は意を決してたっちゃんに話し始めた。とても緊張した。
私は鬱病で治るのか治らないのか全くわからなくて将来が不安であること。
ひでくんへの想いがまだ残っていてそれもいつなくなるかわからないこと。
Oさんへ憧れの気持ちを持っていてそれを昨日自分の中で清算したこと。
性格的にもすぐに凹みやすくて情緒不安定であること。
お母さんは病気持ちでお父さんは短気であること。
全てたっちゃんは知っているけど、私は1つ1つ丁寧に話した。
そしてたっちゃんへの想いを伝えた。
たっちゃんをいつも1番に必要としていること。
たっちゃんに何かあれば自分も力になりたいこと。
ずっとずっと傍にいてほしいこと。
そして言葉にだしたのは初めてだと思う。

「たっちゃんが好きです」
「たっちゃんの彼女にしてください」

きちんとたっちゃんに想いを告げた。しっかりと目を見つめて。
たっちゃんは私の話を1つ1つ丁寧に頷きながら聞いてくれた。
そして私の告白に私の手を握って

「こちらこそよろしくお願いします」

と言って頭を下げた。たっちゃんの手はとても暖かかった。

それからカフェに寄って猫と戯れて少し早めに家に帰った。
家に帰ってからたっちゃんとメールをして電話で話して横になった。
とてもとても幸せな1日。

この日から私はたっちゃんの彼女になりました。


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