ゆらりくらり
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2006年10月18日(水) 安野 光雅

同僚の、おいしいもの友達でもあるマキさんに誘われて
日本橋高島屋に初めて行ってきました。
8階の催事場では、ウィーン展も開催中。
スワロフスキーガラスの展示もあって
安野光雅を見たら、ここもぶらぶら見たいね。
なんて言っていたのですが・・・

なんと出てきたときには閉店10数分前でした。
2時間以上かけて安野光雅作品を見ていたのでした。
作品も多めだったとは思うんだけどね。

実は誘われたものの安野光雅っていう名前はぜんぜん心当たりなくて
チケットに書いてある絵は平家物語だったし。
マキさんが好きなら、ハズレではないだろうと思ってついていったのですが
会場に入ってすぐ
「ふしぎな絵」
「ABCの本」
「あいうえおの本」
と、続いていまして、

・・・あれ?私これ知ってる。っていうか実家にあった。
となりましたのです。

「森の絵本(これはなかったかも)」「旅の絵本」「歌の絵本」
そして、「野の花と小人たち

とても懐かしい。大好きだったのを思い出しました。
改めて見て、とても好きだな〜と思いました。
マキさんと2人で ゆっくりじっくり
ふしぎな絵も、あいうえおの本や森の絵本に隠されたものを探したり
旅の絵本の中の小さな人たちの営みを観察したり
海や山や空の色を眺めたり
添えられた文章もまたよくて、じっくりよんだり笑ったり
平家物語は私は読んだことはないのですが、マキさんは読んでいて
物語を思い出しますね〜と言っていました。

あいうえおの本、今みたいに母と指差して探して遊んだな とか
祖母の声を枯れさせた「歌の本」もこれだったかも とか
野の花と小人たちを見ては、小人がうらやましくてたまらなかったな とか
旅の絵本を買ってきたのは父だったな。
ということは、安野光雅は父が好きなのかな〜 母も好きなのかな〜
きっと2人とも好きなんだろうな。
両親と話をしたくなりました。

もう一度眺めたい本がたくさんありますが
出口で売っていた中では、「蚤の市」という絵本が
とても気に入りました。
今日は買わなかったけど、そのうち欲しいな。
なんといっても、市場の風景です。
こまかく色々なものが描かれていて、わくわくしますよ。
私はポストカードを何枚かと
野の花と小人たちの壁掛けカレンダーを買いました。

ちょっとだけウィーン展(の、スワロフスキーのオブジェ)と
地下の食品売り場(漬物買っちゃった)を見て帰りました。
あ〜食品売り場、ゆっくり見たいよ〜

次はも少しゆっくり見ましょう。
と、マキさんと再訪の約束をして帰りました。
ほんわか。


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