Boys be “Sid Vicious”. - 2002年01月27日(日) 昨日は久々にカラオケに行った。 メンツはバトルの店員N崎とバトルの常連さんNさんとその奥さんのHさん(フィリピン人)。 Nさんと奥さんは俺達の聞いた事の無い曲をデュエット。フィリピンの歌らしい。 素敵な曲だった。 俺は最近の曲なんて知らないからイエモン「哀しきAsian boy」や柳ジョージ「青い瞳のステラ」を歌う。 N崎はケミストリー等、女の子を口説く時のいわゆる“必殺技”を練習。 Nさんというのは一見堅気のサラリーマンなのだが・・・。 いきなりセックス・ピストルズの「Anarchy in the U.K.」を歌い始めた。 昔、パンクバンドをやっていたことがあるとの事。 人は見かけによらないのね。 奥さんがセリーヌ・ディオンのタイタニックのテーマ(タイトルわかんない)を歌い上げる。メチャクチャ上手い。 おぼろげながら歌詞の内容が理解できた。切ない歌だねぇ。 カラオケの一つの楽しみとして、モニターに映るビデオクリップの鑑賞がある。 殆どの場合、男と女の恋愛のもつれをモチーフとしているのだが。 男はボクサーの場合が多い。そして女は眉毛が太い。 そしてビリヤードも結構登場するなぁ。 昔、京都の浪江プロが出演していたビデオクリップもあった。たかがカラオケのビデオの撮影にプロ中のプロを起用するというのもどうかと思うが、それがまたピタリとハマっていたっけ。 そうやって鑑賞していたら、あるビデオクリップが目にとまった。 ストーリーとしては。 街角で「私の志集」(←誤字じゃないですよ)を売っている女の子がいて、その子にある若い男が恋をした、という話。 ・・・・・これはツボにはまった。 東京で生活している人だったら一度は見たことあるだろう。 そう、JR新宿東口アルタ前の階段を降りたところにたたずみ、「私の志集」を売っている女性をモチーフにしているのだ。 ビデオは続く。 その男は物陰からその子を見守るだけだったのだが、ある日その女の子が酔漢にからまれる。 彼女を守ろうと、物陰から出ていき、酔漢と乱闘になる。 彼女の家で怪我の手当てを受けるが、その時男は彼女には年上の、というか老齢の詩人の旦那がいるという事を知る。 だが恋の炎はおさまらない。そして・・・。 これは・・・半分フィクションで半分ノンフィクションだ。 若い男が恋をした、というのは作り話だろうが、彼女に老齢の旦那がいて、その人が書いた詩を街角で売っているという部分、これは事実に基づいている。 昔、何かでそれを知った時「へ〜、変わった人達っているもんだね」と思っただけだったのだが、今はちと違う。 幸せのカタチというのは人それぞれで且つそれが当たり前なのだ、という事をその後学んだのだ(人生経験って奴ですね)。 彼女は新宿のあの場所に今もまだ居るのだろうか。 それが彼女の幸せのカタチなんだろう。 #タイトルと関係無い話になっちゃったなぁ。 ...
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