料金体系 - 2006年10月31日(火) 公正取引委員会とか入ってるし。 結局ナンバーポータビリティで移動したユーザーの総数は 15万人くらいのようだ。 これは全ユーザーの1%にも満たないわけで。 まだまだこれからってことかな。 中身はauの一人勝ち。 DoCoMoとソフトバンクのユーザーをちゃんと引っ張ってきたしな。 他2社はユーザーを減らすことになった。 まぁそんなもんだろう。 auのいいところは料金体系がわりと分かりやすい点。 ソフトバンクとDoCoMoは複雑化しすぎてる感がある。 ソフトバンクは簡単にするって言ってるのにこの有様。 DoCoMoは全体的に割高感があるし、まぁau一人勝ちは判る気がする。 まぁそういうわけでソフトバンク叩いてるだけだと、 そこらの日記と差異がないので。 ソフトバンクの料金体系を研究してみよう。 まず、公正取引委員会が介入した「0円」表示。 新スーパーボーナスってヤツね。 これよーく広告見ると「0円(頭金)」と書いてあるのね。 このサービスの概要を見てみると、 新規加入および機種変更時の機種購入に関して、 24ヶ月の割賦契約(ローン)にて機種を購入し、 購入した機種を利用中は一定額をソフトバンクが補填するサービスです。 と書いてある。 つまり携帯電話を機種変更もしくは新規購入したときに、 購入者はその機種の代金の支払いをローンで払う形となって、 その頭金が0円、ということなのです。 だけれども、その形にすればソフトバンクが月々定額の補填金を 出します、というシステムです。 実際の支払いは基本料+サービス料金+ローンの月々払い−ソフトバンク補填分 という計算式です。 ただここには大きな罠があり、今回出た新しい携帯電話の どれを買っても、月々のローン支払額は補填分を上回ります。 つまり0円て表示は全然お得感はなく、実際は基本料+月々のローンが かかると思ってもらって問題ないですね。 つまり携帯を機種変更する時にかかる数万円は0円だが、 月々のローン×24がその代金になる、と考えていいですね。 ローンの頭金が0円って。 それを表示してるとかあほか。 勘違いするやんけ。 ちなみに一括でソフトバンクの携帯電話を買おうとすると6万強かかるものばかりです。 この場合はローンじゃないのでソフトバンクの月々補填がないです。 一括だと6万以上かかるけど、2年払いにすると半額以下にはなりますので、 そこをどう見るかって感じですか。 ただ、途中で解約したりするとその補填はなくなるので、 2年はその携帯を強制的に使いつづけなければならなくなります。 ローンなので、解約しても支払いが続くのがこのプランの罠です。 お間違えのないように。 2年同じ携帯使うかなぁ、まぁかく言う俺は4年くらい使ってるけど。 で、次はゴールドプラン。 これはソフトバンク同士の通話料、メールが無料となるプランですね。 大創業キャンペーン期間中は、契約期間に関係なく基本料70%引き。 これは1月15日までなので、それ以降も2880円の場合は広告として 違法になってしまいます。 なので1月15日までしか70%引きにはならないでしょう。 で、この料金体系の落とし穴は、 「21時〜1時前までの時間は使えない」 ということにあるでしょう。 この時間帯では通話時間3時間20分まで、という制限があり、 これを超えるとこの時間帯はソフトバンク同士でも金がかかります。 さらにもっと大きな落とし穴があり、 他社との通話は30秒21円という、3社旧プランでもっとも高い料金設定 となっていることです。 つまり、ソフトバンク同士で電話するのはいいんですが、 他社に電話するとありえない値段ということです。 現状を考えてみて、全体の通話時間におけるバンクユーザーの占める割合が 6割程度ないと厳しいでしょう。 さらに1月15日以降9600円の支払いをしてもまだお得になる、 ということは非常に難しい話です。 現状のサービスに定額や割引をつけられることを考えれば、 ソフトバンクユーザーが1人であればLOVE定額、 10人以下程度であれば指定割引を付ければ半額になります。 つまり現状のバンクユーザーの人数を考えると、 ゴールドプランの優位性はほとんどない、と言わざるを得ないでしょう。 というわけでした。 つまり、今回の両方のプランで実際にお得になるユーザーは、 ホントに限られていることになります。 俺のまわり見てもソフトバンクってほとんどいないんだよね。 その辺を良く考えてみましょう。 つまり「誇大広告」ですよね。 いじょ。 -
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