〜・中学受験への歩み・〜

2005年07月30日(土) 母の余裕

娘が4月から習い始めた柔道の関係で知り合った
ある親子。

4人の子を育てているお母さんは、
いつも元気印の明るい性格で気持ちがいい♪
ふとしたことから中学校の話しになり、
そこの6年生のお嬢さんが、中学の受験組だと分かった。
更に、「下の子(柔道をやっている5年生の次女)も、
受験すると思うし・・」という話しも出てきた。

「えっ!?四人も子供がいて、二人を私立に
行かせられる余裕って何!?」と恥ずかしながら、
一人でも私立に行かせるとなると経済的にギリギリな
我が家と同じ経済レベルで考えてしまい、
思わず「旦那様の職業は!?」と聞いてしまった。

明るい彼女がちょっと答えずらそうに、
「特殊だから・・」と口ごもる。
「特殊って!?」と、益々私の興味はそそられる(笑)
「ん・・・。医者なの。脳外科の。」

どっひゃー!!
そりゃ、私立に入れても余裕だわ(笑)

更に更に、この母の余裕は経済的なものだけではない。
そのご主人の仕事の関係上、6年生の長女は今までに
5回もの転校を余儀なくされたらしいのだけど、
このお嬢さんの出来がまた素晴らしい☆

「受験なのに、塾にも行かないで平気なの?」と聞くと、
「通える範囲の私立中を全国レベルで見ると、
上の上というレベルではないし、中〜中の上といった
くらいのレベルだから、塾に行かなくても行ける
(合格できる)んじゃないかなぁ〜と思って。」と
娘の出来の良さから滲み出る余裕。

それも嫌味がなく、聞いていて清々しい。

ず〜っと、都内のお受験事情を見てきた彼女だからこそ、
地方の受験を冷静に判断できているのだと思う。

息子の中学受験を考えてからのこの2〜3年間で、
「本当に出来のいい子」=「勉強の好きな子」の親と
初めて話した気がする(笑)

私の周りでは、(うちの息子も含め)
仕方無く勉強している子が多いし、
「全然勉強しなくて困っちゃう!」という
親の話しの方をよく耳にしていたので、
「勉強が好きみたいなの☆」という話しは本当に新鮮だった。

息子も頑張ってはいるけれど、
基本的に勉強が好きな子には、かなわないだろうなぁ〜(笑)


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