博物館の特別展があきらさんの好きな曼陀羅だったので、ふたりでお出かけ。 会場のイベントで『曼陀羅塗り絵』がやっていたので参加してみた。 丸や幾何学模様が整然と配置された白い紙が3種類ほどあり、 それに好きな色を塗っていくというものだった。 塗るだけでも楽しいが、出来上がりを見ればある程度の精神状態をはかれるという オマケつき。 私は緑、黄緑、黄、橙、水色を選び、あきらさんは青、群青、緑、赤、赤紫、橙。 私の曼陀羅はまぜまぜしたミックスベジタブルみたいで、 あきらさんのはベリーのタルトみたいな出来上がり。 オマケとしては、私は舞い上がりであきらさんはどよん、ということらしい。 うーむ。
思いがけず2時間ほどもかかってしまったが、 黙々と何も考えずにひたすら色を塗りつぶすのは楽しかった。 残念だったのは、前に座っていた、年の頃は20代前半か真ん中あたりの ハマグチさんとコマツさん。 会話が「やっべ、まじやっべ」「じんじょうじゃなくない?」の繰り返し。 静かな中で喋り続けていることだけでも腹立たしいが、 内容が苛々させられるような言葉ばかり。 コマツさんが、一足先に塗り終えたハマグチさんにオマケの内容を読み上げるように 促したときはさすがに我慢できなかった。 先にネタをばらすような事しやがったらタダじゃおかねえ、 と臨戦態勢を調えて待ちかまえていたら、意外にもハマグチさんは断った。 それはそれで良かったけど、なーんとなく拍子抜け。 イヤイヤ、人の振り見て我が振り直せですわ。 あきらさんとのボケツッコミも場所をわきまえなくっちゃという教訓です。 ということにしておきましょう。
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