ボクハウソツキ -偽りとテレコミの日々-
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「今度、群馬に行きたいの」 は?群馬? きょうこ22才@看護婦いわく、山崎まさよしのファンで 主演した映画「月とキャベツ」で撮影に使われた廃校が 群馬にあるので行ってみたいのだそうだ。
こいつあ渡りに船だ(オヤジくさい表現) とばかりに同映画を見て話を合わせ、プロジェクトを進める 題して「古都の看護婦おびき寄せ」発動である。まんまである。 映画は非常につまらなくて観てて苦痛だったが
そして数々の紆余曲折(?)を経て、夜行バスに乗った彼女が 初夏の東京駅に着いたのは朝6時のことだった。
土曜の朝に早起きするなど何年振りだろうか? 駅地下の唯一開いていたコーヒーショップで初対面だ
・・・メール中・・・かな? まあまあ合格でしょ。 問題はこっちが面接落ちしないかだが さすがに見知らぬ土地で頼れる唯一の男 しかもじっくり調教した成果もあって好印象のようだ。 一通り話してからクルマに彼女と小さな荷物を乗せて ゆっくりとモータープールから滑り出した。 銀座へと続く道は、まだ朝の涼しさを失っていなかった。
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