壊死 - 2003年04月17日(木) 家に帰るのはどこか収容所に送り込まれる感覚に似てきた。 生命が削り取られていくのが解っているのに、そこにしか行けなくて。 帰り道、どんどん虚ろになっていく自分がいて。 心なんて無くなる訳がないのに、無くなってしまう事を祈る。 もう、安心して息をできる場所なんて、ないんだなぁって、思った。 何処に居ても地獄なら、這いずり回って逝くしかないのでしょう。 大切な場所、大切な物、愛しい人達。 どうか、壊れないでいて。 せめてもの救い。 誰かを殺すとか殺さないとか思う事さえ、苦しくて。 それならばいっその事、自分が壊れるのが一番ましで。 それでも、朝目が覚めた瞬間、壊れていない自分を自覚して安心するんでしょう。 まだ、大丈夫。 もう、一歩進める。 それが本当に進んでいるかどうかすら、解らないけど。 無為かもしれないけれど、朝を重ねる。 夜を重ねる。 そうして、生きて逝く。 結局モノを食べたりしているし、水分補給だってするんだし、死ぬなんて事めったになくて。 ただ、一寸食欲が落ちて、喉の渇きが激しいくらいなもんです。 ほら、大丈夫。 なんて事はないはず。 だって、まだ息をしているもの。 内臓だって定位置に収まってるもの。 正常に機能しているもの。 だから、まだ生きている。 生きているんだなぁ・・・。 桜の花弁が、地面を埋めていた。 一緒に埋もれてしまいたい。 駄々をこねる子供なんです。 大人になりきれない、子供なんでしょう。 何時までも残酷性を残した。 子供は神聖でいて邪悪です。 だからこそ、無垢なのでしょうね。 憧れたのは、高い場所。 行き着く事の出来ない場所。 何時か飛べますか? 無理です。 知ってます。 憧れるだけに留めておきなさい。 何処かなんて、場所は何処にもないんです。 苦しくて、痛い。 助けてなんて、言わない。 救ってくれだなんて、言わない。 だからせめて、見ないでいて。 はじめから無かったんだと思って。 ...
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