極悪天使...

 

 

- 2003年03月19日(水)

鳥篭の中の僕は

落下していく

全てのモノを

見つめる事しか

できなくて

格子の隙間から

手を差し伸べて

1つでも良いから

拾いたくても

指先を掠めて

零れていくだけ

何が

欲しいのかなんて

本当は

解らないんだ

知ってるふりは

出来るけど

本当に

本当に

欲しいモノは

解らないから

落ちて行く

1つだけのモノすら

掴めずに

落下して

砕けた

モノを

格子の隙間から

見つめるしかない

僕がいるのは

区切られた

蒼い空

何も

誰も

思う事が

出来ない

確かに

大切だと

思って

大切に

していたモノが

あって

それなのに

それなのに

それでも

それだから

小さな

小さな

遠くで

咲いてる

華を

触れられる

事の

出来る

華を

羨む

風が

吹いて

不安定に

揺れるけど

落ちる事さえ

できなくて

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

格子が

痛い

僕から

千切れて

飛んでいく

羽が

自由に

空を

渡り

何処に

行けるのか

鳥篭の中から

ただ

ただ

見つめる

何時か

僕も

落ちる事が

出来るのかな

どうか

その時は

止めないで

見つめていて

欲しい

他の鳥篭に

住まう

僕よ




...




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