Food for Thought
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2005年06月16日(木) その扉を決して開けてはいけない

Strawberry Netでオーダーした化粧品が4日で届いた。国内の定価に比べ、平均3割引、物によっては半額近い。しかも送料無料。これから美容に励むとするか。ほとんどプラシーボ効果かもしれないが…

 ところでこの間思ったのだが、効果がないと知っていたらプラシーボは起こらないように、この世には「決して解明してはいけない」部分があるように感じる。人間が賢くなりすぎて、世の中のからくりが全てわかってしまったらゲームオーバーになってしまうとでもいうか。例えば、「自分達は本当はアンドロイドだったのか!」という感じか。

いろんな神話でも「誰にもしゃべってはいけない」、「決して見てはいけない」、「決して振り返ってはいけない」などは定番。
日本昔話でいえば「鶴の恩返し」や「雪女」、旧約聖書ならアダムとイブが知恵の実を食べてしまうところ。「原罪」と言うくらいだから、よっぽどいけないことなんだろう。
神道でも実はいろんなおどろおどろしい部分があるらしいが、そういう所は専門家(神主とか)に任せて、普通の人はあまり立ち入るべきではないとか。

養老孟司のいう「知ることの怖さ」である。一度知ってしまったら、知らなかったことにはできないから。

自分にとってはキリスト教の暴露本などが、避けるべき部類か。クリスチャンではないけれど、キリスト教的考えがバックボーンにあるので、土台が崩れてしまう恐れがある。『ダビンチ・コード』もやめておこう。


駿馬 |MAIL

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