だらだら日記

2016年12月18日(日) スピーシーズドメイン39話と40話感想

39話の時、感想は日記で書くぜと宣言してたものの、なんだかんだで書けずじまいで40話掲載号が出てしまったので、まとめて感想UPします。別チャン自体は関西発売日に買ってるものの、そうすると逆に読んだ当日にTwitterで萌え叫ぶことが出来ないので、感想垂れ流してしまうという……。
39話は特に内容もきわどめのネタなこともあり、Twitterで呟いて変なスパムアカウント類に近寄られても嫌だなあ、みたいな気持ちもあり(笑)。
まあ、なんにせよ語りたいこともたまってるので、一気に吐き出しますよ! わっしょーい!


スピーシーズドメイン39話感想
予告でインちゃん出てくる回なのは分かってましたが、まさかのインちゃん主役回。
インちゃんのことを案じた土和さんが行動に出る……までは分かるんだよー! 自分の代わりに田中のもとに強制転送させれば、田中の面倒見の良さにインちゃんも感銘……までは多少夢見がちながらもまあ分かるんだよ。
だが、小学生女児が好きでもない男(と好きな男)に肌をさらす意味を、なぜ理解しないのか、土和さんー!!! 本人が毛深いからなの? 裸を裸と感じないの?? 珠景ちゃんも本命じゃないっぽい魅重義に裸エプロンして平気っぽかったもんなあ……。今回も下半身下着ですし(上半身はブラなのかブラ風部屋着なのかなんとも)。
インちゃん、入浴シーンで乳首券が発行されていることにまず驚き。どこぞのマンガでは痴女力の活用により通常場面でも靄を引き寄せることができるキャラもいますが、インちゃんは人間だし痴女じゃないし、出ちゃってる乳首はひたすら出たままであります。まあ、アニメ化するなら謎の光が画面に登場してありえない隠し方をしてくれそうですが。これはあくまでマンガ作品。
すなわち、見せたくもない男子・見せても構わない男子・読者に対し、インちゃんは本人の予想を超える露出をしまくってるんですよ−!
ここで素直にありがとうございます、とか言えれば萌えを求める人間の正道な気もしますが、いかんせんこれまで子供らしい可愛さをバッチリ見てしまっている身。そんなインちゃんが状況が状況とはいえ乳首も見えるレベルの裸を男子にさらしているのは、なんとも気まずく……。というかさらし相手が男子でなくとも見てるこっちが気まずく……。
田中的にはこれこそラッキースケベの頂点なんでしょうが、土和ちゃんが気になってる田中にとっても魅重義が気になっているインちゃんにとってもただのアンラッキースケベですよね、この状況(笑)。ほんと、土和さん何を思ってこの状況を狙ったんだ……。確かに田中は紳士丸出しでインに自分の服着せてきっちり送り出しそうな雰囲気ではありましたがー。その点、土和さんの田中認識は間違いないなって再確認できましたが!
しかし、インちゃんは田中の恩を受けるまでなく、頼りになりそう……というか頼りたい魅重義の元へワープ。木下さんは兄弟丼がどうのこうの言ってましたが、インちゃんは魅重義にぽーっとしてるの継続してると信じていたわたくし、インちゃんが魅重義のもとに現れた展開は、これだーこれでなくてはいかんのだーと大喜びでございました。
インちゃんにとっての魅重義は、リノンちゃんのように自分の体を武器に積極的に誘惑しようとしたというより、裸を見られてもいいから頼りにしたい(と同時に可能であればその気持ちをアピールしたい)相手だったのかな、と思います。リノンちゃんがサキュバス的アピールをしっかりしてたことは驚きでしたが、正直そこで本当に手を出されてたら問題がえらいこっちゃなので、相手にされなくて正解だったと思いますよ……! 児ポはダメ絶対。
リノンちゃんに服を借りたインちゃんの様子は、服レンタルものの定番にニヤニヤしました。すなわち、胸が余って腰はきちきち(逆パターンは胸がきつくて腹がゆるゆる)。この、胸が足りてない描写、めちゃ分かるー!って感じなんです。16ページの1コマ目、このインちゃんの上体を下げ気味にするとカップの位置に胸が追い付かなくて微妙に浮いた感じになる、というのを見事に描いている様に乾杯……。スピドメの胸描写は巨乳だけじゃなく貧乳もツボであった。
失恋者同士で仲良くなる流れもすっごく可愛い。お互い、羽井さんとの関係を応援できる気持ちがあるっていうのも大きかったんだろうなあ。これでどちらかが羽井さん認められない!という姿勢だったら、上手くいかなかった気も。つまり、本当にインちゃんに友達ができるきっかけになったのは田中ではなく羽井さんではないのか。しかしここであくまで田中評価上げちゃうところがさすがの土和さんですね。
土和ちゃんがめっちゃ田中好きじゃなくて、田中がインちゃんと同年代だったら、少女マンガ的には田中とインちゃんがくっつく方向に向きそうな気もするんだけどなー。なんで相馬なんだろう。少女マンガではないからですかね。単行本のおまけマンガだと相馬が一方的に迫ってる感じなので、例の事故の時の組み合わせも「二人きりじゃなければ出かけてもいいです」とインちゃんが折れた結果だったりするのかな。もし今回インちゃんが送られてたのが田中じゃなく相馬のとこだったらどうなってただろう……と妄想してみたんですが、あれはあれで何をされるか分からないということもなく、せめて初潮が来てればとか失礼なこと言い出してぶん殴られそうなくらいで特に何事も起きない気もしました。手を出してたら出家じゃ済まんぞ。児ポはダメ絶対マジほんと。


スピーシーズドメイン40話感想
予告で黒樹さん出てくる回なのは分かってましたが、むしろドワーフ回。
黒樹さんの恋愛事情ってことで、黒樹→奥田のドキドキ恋愛相談会でも始まるのかと思ってましたが、いやあのなんていうかその黒樹さんは黒樹さんでした。どこまでも黒樹さんでした。「あいつは俺の彼氏だからな!!」の台詞を見た段階で、読者としても7ページ3コマ目の羽井さんの表情しちゃったくらいに黒樹さんでした。いやほんと、これ絶対両想いなわけないなと3ページにして確信させてくれる黒樹さん……(笑)。好きだわー。リアルに近くにいたらがちんこうざそうですが。
奥田くんは、ほんとかっこいいなー。強面だしイケメンじゃないけど、黒樹さん(基本チョロい)ならこの状況は一発で恋に落ちてもおかしくなかろうて。そして自分が好き→相手も自分を好きに発想が転がる黒樹さんなら両想いだと勘違いし始めてもおかしく……いや黒樹さんとしては通常営業だけど、あの流れで勘違いできるのはやはり普通はおかしい……。
黒樹さんの話を聞いてからの羽井さんの反応がいろいろ楽しいのですが、その様子を実況する蛍樹さんの台詞がいちいち面白くてツボでした。「恋愛ソムリエのテイスティングに全く引っかからなぁーい!!」「この隠し玉にはみねちんもニッコリだ!!」「男女と見ればひとまずカップリングする羽井美根さん、若干引き気味にアウト判定です!!」の台詞回し、めっちゃ絶妙でテンポ良くて好き。羽井さんの「要出典気味ではないでしょうかぁ!?」も好きです。
奥田くんの好きな人は、流れからすると土谷さんかな。「優しさだけで惚れたりしない」の発言、切ないッス……。一年生のメインメンバーは両想いが多いので、こういう一方通行ばっかの関係を上級生組で見れるの嬉しい。両片想い至高主義だけど、片想いがフィーバーしちゃうのも好きですよ!
土谷さんがフレスヴェルグリーダー候補に挙げてる鬼王さんは鬼、血ノ宮さんは吸血鬼っぽいとして、沙魚川さんは人魚とかなのかな。でも足が魚だとさすがに大変そうだから、半魚人系なのかな……。いや、魚顔とかじゃなく、耳が魚のひれっぽかったりするタイプとかで。そういえば、蛍樹さんって一応エルフ系統の名字なんだなあと最近になって気付きました。
土谷さんの付け髭が外れてからの一連の流れも素晴らしいです。ヒゲのない土谷さんはわりと田中のストライクゾーンみたいだし、好みのラインの可愛い子に直タッチしつつ弱いとこ見せられたら見事な赤面になっちゃうのも納得。しかし、それを見ちゃった土和さんが心穏やかならぬのもすごく納得の流れで……! 上機嫌だった21ページの土和さんが22ページで様子のおかしさに気づいた後のコマとか、もうすごい好き。自分の好きな自分の特徴をそれ込みで好きになってくれてると思ってた、それが思い込みだったかもしれないと気付かされる場面。土和さんはなんであんなに自信満々でいられるんだろうすごいなーと思ってたけど、田中が「ヒゲのあるアンリ」ではなく「アンリのヒゲ」を好きでいると思っていたからだったのね……。もっと自信を持てばいいって、アンリのヒゲが好きという気持ちに、ということだったのか。
土和さんのヒゲが燃えちゃったのは、今回のエピソードの前のことなのか後のことなのか。田中は確かに土和さんのヒゲはないほうが好み。だけど土和さんにヒゲのない姿を押し付けかねないから改造ヘアアイロンを人手に渡すくらいには土和さんのヒゲへの気持ちを大事に思ってはいるんだよー。
スピドメはあまり話を引っ張ることがないので、ヒゲ問題も次回には解決してるかな。


 < 過去  INDEX  未来 >


いね [MAIL] [HOMEPAGE]