2015年05月01日(金) |
太郎太刀と鯰尾藤四郎 |
熱田神宮と徳川美術館に行ってきました。 目的はもちろん公開期間終了の迫る鯰尾藤四郎と、特に公開期間が定まってないどころか宝物殿に入るまでもなく見ることが出来る太郎太刀。いや、入ってきましたけどね、熱田神宮宝物殿。
こないだ石切神社に行ったばかりなので、あんな風に参道が続いてるイメージがあったのですが、普通の街中にドンと緑の公園が現れるような感じでした、熱田さん。 ところが、敷地に入ってしまうと、なんかもう空気が違う。そりゃ緑の中にいるんだから外とは全然違うだろうというのは分かるんですが、とにかく違う。こりゃ太郎さんも浮世離れしたキャラにされるよなあ……と思えるくらい違う。さすが神話の宿る森。 石切さんと比べて、鳥居をくぐる前後に頭を下げる人の多かったことも印象的でした。石切さんも全国的に有名な神社ではあるけど、神社の格がやっぱ違うなあ、と。地域密着庶民派VS格式どーん、みたいな。 ひょっとしたら一番の原因は、舞楽奉納してたことかもしれません……。和楽器の美しい音色がずっと聞こえてきて、それがまた神秘性に拍車をかけてくれて。引き寄せられるように舞楽も見てきたのですが、次の予定もあるのであまりじっくりとは見てこれなかったのが残念。 肝心の太郎太刀は、聞きしに勝る大きさでした。いや、刃長は数値で見ては知ってたけれど、現物を見るとこんなに大きいんだ……って感じで。拵えがまた余計に大きな印象を与えてくれてな(拵え自体は当時のものではないんだっけ?)。鍛冶伝承資料館でやったらでかい拵え(確かギネス目指した奴)見たことあるけど、意外とそれに近いんじゃないかと思えるくらいの大きさ。多分、並べたら普通に太郎太刀の拵えの方が小さいんだろうけど。 あまりの大きさに、その場にいた見知らぬおじさんと「でかいですね……」「でかいね」の応酬してしまうくらいでした(汗)。 でも、説明によると振るってた人もかなりの巨漢だったようで、意外と普通にいけたのかもしれないです。 宝物殿は、今回は鏡特集だったからか、チラシに載ってる宝物で置いてないものも多かったような。 でも、さすがに草薙の剣をご神体とする神社ということで、刀剣類はたくさん並んでて眼福でした。
徳川美術館は時間の関係で徳川園の方は諦めたので、大人しく美術館のみ観覧。 入ってすぐの部屋が刀剣ゾーンだったのですが、平日とはいえなんだかんだと鯰尾の前で立ち止まってる人が多くてですな……。大関ヶ原展のような超絶混雑ではないので他展示を先に見ていたら、予備知識入れてなくて展示があると思ってなかった南泉一文字を発見。あまりの美しさに見とれちゃいました。 人のいない隙を狙って見た鯰尾藤四郎も、やっぱりきれいでした。しかしどの辺が鯰の尾なのか私には分からぬ……。 特別展示の嫁入り道具もきらびやかで華やかでしたし、公立博物館類と比べるとお高い印象のある美術館ですが、値段だけのことはあるとも思える展示内容でした。
* セインティア、アニメイト特典情報来てました。(一覧にはまだ) ので、アサシンと一緒に注文完了。 一応、事前にアニメイト通販のおまとめ機能は今はどこまで使えるのか問い合わせしたのですが、回答きそうにありません……。
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