ふっとブレス2への熱が戻ってきたけれど、さくさく遊ぶことが出来ようはずもない現実よ……。 せめてCMソングのCDだけでもリピートしていたいのに、多分あそこにあるだろうという収納場所への到達が困難で泣きたい。 仕方なく動画サイトで聞きながら歌詞だけちまちまメモしています。
ブレス6の発表を知ってから数ヶ月経つけれど、相変わらず自分自身は興味を持てないし、多分遊ばないだろうなあと思う。 ただ忘れちゃいけないのは、あの新作を見て「これはブレスじゃないなあ」と思ったとしても、その「ブレス」は「自分の好きなブレス」であって「誰にとってものブレス」ではないということ。もっとも、「自分の好きなブレスじゃない」と思う人が多ければ、結局それが不評に繋がるだろうとは思いますが。 何をもって「ブレスらしさ」とするかは本当に人それぞれなんだよね。 私は種族固有のスキルを利用してフィールド移動の制限をクリアしていく1と2のシステムが好きだったから、そのスキルが種族のものではなく個人のものとなってしまっていた3の時点で「ないわー」と思う気持ちが強かった。ゲームとしての面白さとはまた別の問題で。 主人公がリュウでヒロインがニーナ、竜変身、獣人、釣り、狩り、共同体、ロストテクノロジーな世界観、欝話……。 どの要素を重視するかは人によって違う。
それはシリーズものの宿命で、星矢も例外ではないと思う。 Ω一期についても、まず吉田さんがシリーズに触れてなかったと最初に言っちゃってた関係か今も原作とずれまくってるかのような言われようだけど、個人的には十分「星矢らしい」作品だったと思うんだよね……。それほどの逸脱感はない。むしろ原作をしっかり捉えていた作品だった。 聖衣石の設定には最初慄いたけれど、アテナの聖衣のような通常の形態がオブジェじゃない聖衣は原作にもあるのだからと思うと、特に世界観壊してない。旧アニメの鋼鉄聖衣と聖衣石と比べたら、私はよほど聖衣石の方がありだと思う。というのも、聖衣石はファンタジーで、鋼鉄聖衣はSFだから。原作の星矢において非現実的な部分はファンタジーで表現されていると思うから、現代性を無くしてしまう鋼鉄聖衣や地下基地はないわーと思えちゃう。そんな科学力は昭和にないよ、と。でも、とにかくオブジェ形態が大事なんだという人にとっては、聖衣石より鋼鉄聖衣の方がありだーになるんだろうな。 アリアちゃんについても、もっと未来の舞台にして本当のアテナにすれば良かったのにという意見を見かけるけれど、彼女は偽アテナだったからこそ生きたキャラだと思うから同意できないなあ。そもそも星矢世界だと生まれ変わりは同じ顔というのは現時点では星矢を見てのハーデスの反応からして確率高いし、アテナはそれ以前に本人が人間の肉体を降臨しているだけだから、容姿違いのアリアちゃんを本物のアテナにしていたらよけいに原作から離れてたと思うぞ……。
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