エピソードGって、いろいろ言われがちだけどきっちり読むとほんとに面白いマンガだと思う。 でも薦めてくれた人の言が「嘆きの壁を越えたらエリシオン」なので、何か物凄いハードルがあることは分かる……。私も最初、嘆きの壁に阻まれたもんさ。Twitterで描きこみ頑張ってるのを見るたび「それ以上G同人のハードルを上げるな岡田あああ!」とか「もうちょい描きこまない方が見やすいから岡田あああ!」とか思いますもん。Gの黒さは異常。次点でLCも描きこみすぎ……。画面の見易さはセインティアが随一だと思う。 最終回のぶん投げっぷりは残念だけど、GAでのフォローもあるかもしれないのでちょっと期待。でも、そのぶん投げがあっても、面白さの方が勝ってたんだよな。アイオリアたちとティターン十二神(全員じゃないけど)が互いを認め合ったり、ティターンの民を黄金側が守ろうとする描写が事前にあったから、最後の最後にクロノスを倒すのではなく助けようとするアイオリアも、そんなアイオリアに感銘を受けて逆に助け返そうとするクロノスも、しごく説得力のある展開になってたんだよね。でも、あれでクロノスが自分のために戦っていたヒュペリオンたちをガン無視した後にあの最終回だったらないわーと思っていたと思う……。 やっぱり、積み重ねの描写って大事だなあ。
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