だらだら日記

2014年03月20日(木) セインティア翔8話感想+車田水滸伝1話感想

感動の翔子ちゃん初装着ですよ……! セインティア翔Stage08「再会」感想。

美衣さんの技がソニアさんの技を思い出させて涙……。
ソニアさんの技は「アンタレスメイルシュトローム」だったけど、シュトロームとストロームは同語源なのかな。
エンジェルスプラッシュもヘブンズメイルストロームも蹴り系の技のようで、さすがに美脚が悪を討つとくりかえし言われるだけのことはありますね、美衣さん。エンジェルスプラッシュは普通の蹴りで、水しぶき関係はエフェクトだけなのかな? ヘブンズメイルストロームは泡で覆ってから蹴りの勢いで水柱でフッ飛ばす感じの技? 後者は思いっきり水属性技だなあ。やはりΩの隕石落下(正確にはアプス落下?)以前から絶対星矢世界って属性の概念あるって……。水鏡先生の氷槍百蓮華も、氷そのもので攻撃する技のようだし。

アテの服装に鎧っぽい部分がありながらも、従来の星矢世界の鎧のようにオブジェになりそうな雰囲気はなかったので、セインティアは聖闘少女たちは聖衣がオブジェになるけどエリス側はオブジェ無しになるのかなあと先月までは思ってました。最近はLC外伝も牡牛・射手と分解装着図不要話が続いていたし、それはそれでもはやスタンダードなのかもと思っていたところへ、今月のエモニちゃんの邪霊衣の登場キター。絶対とは言えないけど、いかにもオブジェとして組んだら花の形になりそうな。分解装着図にも期待していいのかな〜。
エモニちゃんが戦闘モードになったら、ミックまで邪悪顔になったのは笑いました(笑)。あれはいったいどういう存在なんだ。「ナイトメアスキーム」の時はエフェクトとして巨大ミックを背負っちゃってるけど、子馬やいるかと違って、なんか背負うのを許されないものを背負ってるように見えるのは気のせいか。気のせいなのか。だって笑えちゃうじゃん、邪悪に目が光るテディベア……!
エモニちゃんはここで完全敗北&退場なのかも気になりまする。

邪武と斗樹戦は、なんのかのと正規に聖衣を勝ち得ていた邪武の優勢だったようで。
斗樹は、セインティアの中では初の人死に……だよな……。流星学園での出来事は犠牲者は出なかったし、これまで響子さんや美衣さんが倒していたのは邪精霊の、しかも分身だった。響子さんは連れ去られはしたけどまだ取り戻せる可能性があった。でも、斗樹は本当にもうあかんのだな……。城戸家を呪う気持ちはやっぱり彼の中にあったものだろうけど、それ以上に聖闘士になり、生きて日本に帰ることが第一に心にあったろう彼の最期を見たら、二話分しか出てないキャラなのになんとも悲しくなってしまった。死んだ身が利用されたのではなく、種を植え付けられることで生きてる死体状態で良いように使われちゃうってことなのかな、邪霊士。解放されるのは、こうやって花となって消える時しかないんだろうか。
しかし、こうして見ると、邪武は青銅十人の中ではいちばん沙織=アテナという事実に近いところにいたキャラってことになるんですね。エリスの攻撃であっさりやられちゃってたけど、エリスが「アテナ」と呼びかけていたのはちゃんと聞こえてたかな? まあ、沙織さんがアテナであるかないかに関わらず、邪武にとって沙織さんは女神なんですけどね(笑)。

エリス復活登場はあまりの早さにおったまげました。プレではサガの乱終結後にやっと本格戦闘やりますよって感じだったし、そもそもまだ聖闘少女が響子さんと美衣さんと翔子ちゃん(ただし候補生)しか出てないってのに、もう目覚めちゃって大丈夫なのか、エリス……というかセインティア翔! まさか打ち切りとか言わんだろうな!
ハラハラしながら読み進めていると、黄金の林檎で生命吸いとろう発言まで出てきて、「まさかの映画版展開か……!」と大混乱。
いや、映画版の話が悪いわけじゃない。劇場版星矢の中ではいちばん好きな話です。でも、沙織さんがとっ捕まって、弱りまくっていくところをただ助けに行く話になったら、セインティアがセインティアである意味がすごく弱くなっちゃいそうじゃないですか。聖闘少女が少女として沙織さんと接している話がすごくいいんですよ、セインティアは。沙織さん不在で聖闘少女たちが出揃ってみんなで助けに行こうって話なら、野郎どもでいいじゃないですか。
何より、沙織さんが連れ去られちゃったら銀河戦争前に片がついてないといけないから、久織さんの絵のサガが見られる可能性が0のままセインティアが終わっちまう……!
うわーんと思いながらめくった30ページ目。降ってくる流星にドキドキしながらさらにめくって32ページ目。
翔子ちゃんキター!
ついこないだ岩から抜け出たとこなのに、いつの間に聖衣を授かっ……てはとっくにいるようなものだけど、聖衣をまとう聖闘士として許されたのだ翔子ちゃん。美衣さん同様「もう修業を終えたとでも!?」と驚いていたら、特に前回の描写と今回の描写で時間がずれていたわけでもなかったようで、翔子ちゃんはいまだ修業中の身とのこと。だらだら修業編をするわけじゃなく、さくっと本番戦闘(しかもボス戦)を持ってくるあたり、テンポが良いなあ、セインティア。
幸いなことに、エリスの器は元聖闘士で、その身内が元器候補。エリスの攻撃の手が緩むのも、未熟ながら翔子ちゃんが聖衣をまとえるのも、そのために響子さんが助力を与えられるのも、両者の繋がりと過去があってこそ。でも、響子さんが聖闘士となり、翔子ちゃんが器の運命を回避したのは、二人揃って……特に響子さんが……結果を変えようと努力したからなんだよね。けして流されないよう、希望の未来をつかむために。
そのきっかけになった王子の存在感たるや。セインティアって、その場に登場してないキャラまで格を上げてくるからすごいわ。

今はまだ自力で聖衣をまとうことはできない翔子ちゃんは、仮免状態ってところでしょうか。
エリスにとり憑かれながらも、響子さんが自分を取り戻して翔子ちゃんの拳に力を与える場面にはじわっときました。アテナを守るためにエリスを倒したら、下手すると響子さんまで死んじゃうかもしれないってのに、聖闘士としても姉としても健気過ぎるよ響子さん。
さすがにここで決着がついちゃうわけもないので、半覚醒エリスは一時撤退、翔子ちゃんは修業のし直しってことになるのかな……。修業場面が全くないのも寂しいので、仮免からきちんとした免許になるところも見たいぞ。響子さんの手助けが無くても一人で流星拳うてるようになってやっと本物の聖闘士ですぞ?

今回、翔子ちゃんがスパッツ姿で現れたので、聖衣をつけたら腰パーツの下はスカートなしのスパッツ状態になるのかと思ったのですが、スカートの下にスパッツというプリキュア的なスタイルでした。
ポニテのままの聖衣姿も一度くらい見てみたいけど、必ず髪おろすことになりそうかな……残念なり。

とりあえずマユラ様は、もう城戸沙織=アテナは完全に認めてるってことでいいんですよね。アテナの元へ行けという名目で戸隠から城戸邸まで飛ばすってことは。……考えてみたら、それで無事な翔子ちゃんも大概丈夫だな……。
ミライやシナトではなく翔子ちゃんを飛ばすってことは、一応聖衣を持ってる分だけ翔子ちゃんのほうが戦力になるという判断なのかしら。それとも、あくまで戸隠組は城戸沙織のためには動けませんというポーズ? 妙に動くとダイダロス先生のような目に遭いかねないからなあ……。一応、戸隠は聖域サイドというポジションなのだし。

今回で内容的には2巻目終了っぽいですね。3巻には新聖闘少女も登場するだろうか。2巻表紙が美衣さんか沙織さんか、複数キャラかも気になる。ミライたちが表紙にこれる日が来るかどうかも気になる……。


REDの表紙かっこいい車田水滸伝Episode01「迫りくる過去の亡霊」感想。

プレ連載が0話だった。
……いや、セインティア翔のプレ連載は、0話目というより雰囲気見せって感じの、イメージ映像です☆みたいな感じのものだったから、車田水滸伝のプレもそんなようなものかと思ってたんですよ。
本格連載が始まったらもろもろ話が分かるようになるかと思ってたんですよ。
でも0話でした。思いっきり前提でした、あの回が。読んでないと今回からじゃさっぱりだよ。いや、読んでるけどさ。読んでたけどさ。

とりあえず、原作のもろもろのエピソードが、まず「神話からずれたもの」ということなんですね。
ある意味ものすっごい冒険してる物語だなあ……。原作という前提をまず間違ったものとして扱おうとしているわけで。といっても、そうやって「間違っている」とねじ伏せてくる力に対し歯向かおうとする物語のようだから、原作否定にはなってないんですけどね。
逆に冒険が足りなく思える箇所は、今回の氷河VSアイザックのように既定の対決しか見られないのか……という部分。スコルピオンVSミロとかリンリンVS順、ランランVS殉のようなクロスオーバーじゃないと見れないような対決に期待してたんだけどな(´・ω・`) 。
プレでも竜児VS剣崎のような見たことある組み合わせでの戦いだったし。あの剣崎も、運命を歪められたから竜児を消しにきたってことなんだろうけど、そもそもあれはリンかけの剣崎なんだろうか、本当に。竜児や小次郎や星矢は、各世界の記憶・認識を持ったまま今の世界にやってきた当人っぽい雰囲気だけど、剣崎とか今回のアイザックとかどうなんだろう。蘇ったとか言ってるけど本人ではない可能性もあったり?
聖衣はない世界だけど、鱗衣はあるってのも、大概神さまこずるくないですかって感じですし。剣崎やアイザックが本人でも、神さまの駒扱いで洗脳に近い状態になってたりするのかなあ。

リンかけについては麟童がいるので2があること前提で話が進んでるけど、星矢は冥界から帰ったあとも特に気絶しっぱなしじゃない、NDには繋がらない無印舞台から続いてるっぽい車田水滸伝。いや、ひょっとしたら、NDクリア後の未来かもしれないのか。
車田ヒーロー総結集ということで、もっといろんな作品のキャラが出ることに期待してたけど、リンかけ・風小次・星矢ばりに大仰なことになってない話は不参加決定なのかなあ。……ボクシング漫画のリンかけが大仰なことになってるのがそもそもおかしいといえばおかしいんですが。

現状の車田水滸伝は、がゆんの絵きれいだなあと雰囲気は相変わらず良いなあという部分が強くて、大変に内容がないような作りだなとは正直思う……。
物語部分が弱いから、ある意味いちばん同人っぽく見えちゃうのが残念だなあ。世界観も原作あってのもので、スターシステムとはまた違うし。いや、プレの段階ではそこが高評価ではあったのだけど、本格連載が始まったところであまりにも車田水滸伝ならではの部分が見えてこないんで……。
でもがゆんの絵は本当にきれいだな。それは本当に昔っから見事なもんだよなあ。


エピソードGAの連載開始号のいちごの広告見て、とりあえず1話目だしカラーだし一度は買おうかと思うけれども、やっぱりいちごのハードル高い。REDの方がまだ低い(汗)。


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