だらだら日記

2014年02月23日(日) 主に絢爛たるグランドセーヌ1巻感想

「ヤングブラック・ジャック」5巻と「絢爛たるグランドセーヌ」1巻が届きました。

ヤングブラック・ジャックは、「囚われの間に」がなるほどこういうオチか……と。1話目を見た時はどうなることかと思ったわ。今回もあれやこれやと60年代な空気漂いまくりで面白かったです。

絢爛たるグランドセーヌは、雑誌で全話読んでるけど、改めて読み返して面白かったです……!
バレエ教室の壁に飾られているポスター(RED表紙の絵だった、目次に使われている奏のイラストと同構図の絵)は、単行本で初めて気づきました。
RED購入日の日記はいつもセインティアの感想で埋まっちゃうので、これを機会に軽く各話感想書いておきます。未収録分の内容も多少含まれます。
絢爛たるグランドセーヌ 1話
「(投げ出したり)しないっ」のいい笑顔のすぐ次のコマで既に諦めかけている奏ちゃんの場面のテンポが無性にツボにはまる第一話。子供だからちんちくりんで大人のすらっとしたポーズと比べると不恰好にも見えちゃったり、習いたてで何も分からないから美しく踊れなかったりする。傍から見れば当然なことだけど、当人の審美眼がそれを許さなくて、鏡を見ることも出来なくなっちゃう。バレエはやったことない私ですが、不貞腐れたり鏡を倒しちゃったりする奏ちゃんの心の動きは共感できちゃうんですよね。
この挫折期に「バレエってすごい!」という観客視点から、「バレエって楽しい!」というバレエダンサー視点に変えてくれるのが、バレエと出会うきっかけとなった梨沙というのがまた良いなあと思います。同じ舞台に立つことへのこだわりも納得です。
しかし、肝心の梨沙は……という不穏な引きで終わるのが、ひどい。(褒めてる)
絢爛たるグランドセーヌ 2話
翔子ちゃんが、もう可愛いんですわ、この回。「扱いづらい子っ!!」のコマなんかもうたまらんです。
梨沙がここで自分の衣装を自分で作ろうとしたり、奏のねずみの衣装を直している場面は、後々彼女が舞台衣装の世界に関わることの伏線になってるなあと見返すと分かりますね。
梨沙がバレエの楽しさを奏に教え、その奏が梨沙にバレエの世界との繋がりを保たせた。二人の関係がすごく好きです。
絢爛たるグランドセーヌ 3話
夢から覚めると奏ちゃんが小5になっているという冒頭の流れが巧みな第三話。
そして、翔子ちゃんは一個上の小6ということも判明。
二人とも体型が大人に近付きつつありますが、まだまだ丸みの足りない感じもしっかり伝わってきます。
バレエといえばトウシューズだと単純に思っていたので、許可が出るまでが大変というのは驚きでした。
絢爛たるグランドセーヌ 4話
新キャラレナちゃん登場。この子がちゃんと最初からチケットを買う気だったことが、無性に好ましかったです。いたって普通の感覚なんだけど、世の中もらって当然みたいに思ってる人もいるじゃないですかー。
見る目が肥えてて自分の踊りを許せない奏ちゃんは、そんな自分のことを習いたての時期から変わってないと思ってますが、不満を向上心に変えて自分で突破口を見つけられるあたり、読者視点だときっちり成長してるんですよね。
絢爛たるグランドセーヌ 5話
奏ちゃんが翔子ちゃんの手を握る場面が大好きです。この二人、ぶつかりあうんじゃなくて一緒に成長しよう系ライバルなんですよね。いつかは対決することになるかもしれないけど。……というか、今度のコンクールがその「対決」になるのかな?
奏の踊りを見ていると、実際にドン・キホーテを見たくなっちゃいます。


五輪フィギュアのエキシビジョン、できるだけリアルタイムに見れないかと頑張ってみましたが、前半で脱落いたしました。
第二部の、ロシアの若い娘さんまでは起きていられたんだけどな……。
しょうがないので録画分で見ましたが、やっぱり途中で何度か寝かけた。とほほん。音楽がゆったりしてるとついつい眠気が……。
エキシビジョンだと、普段の競技では見られない変り種を特に求めちゃう方なので、町田くんと途中で脱衣した外国の男性選手のが特に面白かったです。
カザフスタンの人のも、音楽込みでかっこよかったなあ。
あと、終了後に国を問わずキャッキャしてるのが、全員可愛かった〜。


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