2011年01月20日(木) |
ND34話感想+LC212話感想 |
7割がた水鏡先生カッコイーで構成されているネクストディメンション34話感想。
双子座の聖衣が二つあるって何事? かたっぽ幻ってことなのかな。 「とっくに裏切ってる」か「裏切ってない」の二択しか頭になかったので、「これから裏切ってみようかなーとか思ってる」は新機軸でしたよアベルさん。ナイス小物感。でも戦闘能力は高い。最悪だな(笑)。 裏かいて水鏡先生が裏切った理由を探ってるっていうことならまだ救いがあるんだけど、NDはわりと素直な展開をするので多分ダメな予感(汗)。 カインさんは、アベルさんと違って左斜め顔登場=善の面の方を見せているので、正義のお人なんだろうか。名前に反して、アベルさんが正規の聖闘士だったカインさんを殺しちゃってるとか? で、幽霊がやってきたとか……?? NDの双子座は、キラキ美形よりは、いっそ顔立ちはカーサみたいな感じでもいいから空気で男前になってる感じだといいなあと思ってたら、キラキラではないけど普通に美形さんでした。カインさんだとどんな表情の持ち主なのかなあ。
それにしても、水鏡先生かっこいい! ほんとかっこいい……!! 「死にたくなければ」って言っちゃう時点で、死なせたくないって思ってるんじゃん。 水鏡先生に後ろ髪ひかれる天馬と、去る天馬を窺う水鏡先生のページには、身もだえしそうな勢いでした。そんな水鏡先生の姿を見ていても利で裏切ったのかと言っちゃうアベルさんはやっぱダメな人! 瞬はちゃんと水鏡先生の気持ちを汲んで動いてたよ! 水鏡先生が進ませてくれたという瞬の言葉に、嬉しそうな表情を浮かべる天馬が本当に可愛い。でも、いちばん可愛い今週の天馬は、当然のように「前面のネコ?」でした。つっこみいれる瞬のちょっと呆れたような表情での「いえ」もたまらん。 今週の話は、真剣にとっととカラーで見たいです。
しかし、NDの黄金はいろいろと弱いイメージの人が多いですね。 戦闘能力がってだけじゃなく、精神面でも。なぜこんなに皆裏切ってたり裏切ったりするかな〜。それぞれ自分勝手な理由で戦ってはいても、LCの方は一枚岩で協力してるのに、NDったらもう(苦笑)。 いちばん真っ当なのは、やっぱ原作の聖域かな〜とは思いますが……。「アテナのために」がつかないだけで、どの黄金聖闘士たちも正義や平和のために戦ってたのは確かだし(初期のカノンはともかくとして)、星矢たちと戦った白銀も聖域のためだったのは確かだし(初期のオルフェはともかくとして)。 アテナが最初からいた(ということになってた)原作と、今か今かと待っていたNDとの違いなのかなあ……。しかも、聖戦始まるってタイミングで赤子で降臨とか、間が悪すぎるよ沙織さん(汗)。
* 最終決戦って言わないで……ロストキャンバス212話感想。
アローンまで海王星スルー。 今回も、6巻や16巻での三人顔合わせにすぎないんだろうなあと思う一方で、本当にこのまま海王星スルーで最終決戦に突入してもおかしくないので、なんかもう心配です。激しく心配です。 黄金聖闘士は全員退場させたからこのまま終わらせちゃってもいいんじゃないかとか、そんな恐ろしい流れで進んでないことを祈ります……。
テンマを殺すことで救済は完成するとアローンは言うけれど、ロストキャンバス自体はもう描き上げたってことなんでしょうか。そもそも、サーシャもまだ残っているというのに、相変わらずテンマしか見えちゃいないなこの子は。 もう昔とは違うだの、君じゃ届かないだの言いながら、結局はテンマと自分が同じ地点に立つことを望んでいる。自分と同じレベルに落として(アローン的には上がってきてもらって、かもしれないけれど)、自分と同じ思考を持つことを望んで。 でも、どこまでもテンマはアローンとは違うものを見ているんだよね。「死」という結果ではなく、そこに至るまでの皆の「生」を。イメージ映像シジフォスしか分からない……。右の方、誰なんだろ。 二人のやりとり自体は16巻でのものとそう変わらないけれど、今回は神と人との会話ではなく、とことん幼馴染同士での会話なんだってのがなんだか不思議。 割って入ったサーシャもまた、戦女神としてではなく、自分自身を人間の一人として思いを語っているんですよね。16巻では冥王と戦女神としてつけようとした決着を、今度はサーシャとアローンとしてつけようとしているのかもしれない。 それにしても、アローンの攻撃を防いだ時のサーシャ、かっこよすぎでしょう……!! すごいよ、アテナの聖衣! これまでだって、別に戦わない女神してたわけじゃないけど、こんなにかっこよく戦える娘さんだとは思ってませんでした。 もう、本当にどうしてデフテロスはアテナの血を秘蔵してたかなー。さっさとアテナの聖衣を復活させてた方が、断然有利に事を運べたんじゃないんですかい(苦笑)。 いまだ気絶している童虎とシオンのことが悲しくなってくるような有様ですなあ。このままいいとこ見せずに気絶してて終了ってことは流石にないと思うので、ここでの戦闘お流れには本気で期待してますが……。テンマ&サーシャVSアローンとの戦闘と、童虎&シオンと守り人との戦闘とが同時進行で進まないとは限らないので、アローンとの戦闘がお流れにってことにはならないかもしれないけれども。 希望の船連中の再登場にも期待したいですしね。「冥王の力が圧倒的だ!→希望の船が助け舟に!!」って展開もまだないとも限らないので、とりあえず耶人とユズの活躍ターンを待ってます! 今度こそ活躍されたら即退場なんでしょうが、それでも……! トクサとの戦闘は、やっぱり耶人とユズリハに受け持って欲しいんです。
ハーデスの冥衣の登場シーンはかっこいいですね。アローンはいつもどおりに鬱陶しいが(苦笑)。 輝火がいないと、この子は病んでる印象が強く見えちゃうのが痛いッすね……。裏を返すと、輝火はアローンにとって絶対的な味方だったってことだよな。でも、輝火にしてみれば、アローンを通して弟を見ていたわけで。その気持ちをつかれた結果、最後の最後にアローンの言う救済と違う救済を望んじゃってたんだよね、アローンについて。 結局、最後の最後までテンマたちはアローンを救えないまま、18世紀の聖戦は終わっちゃうのかな。アローン(器)が救われたなら、輝火は宣言どおりに不死鳥として蘇る必要もなかったのかもしれないし。そもそも、アローンにとっての救いってなんだろう。何をしたって言われたって「全てを死なせて救う」ことに凝り固まってるアローンに、違う方を見せることなんて出来るんだろうか。 魔星が残っていることは数珠からも分かるけど、チェシャはアローンではなくパンドラ様の味方だし、トクサも優先順位は姉であってアローンの救済に共感して守り人してるわけでもなさそう。ひょっとしたらもう、アローンの味方は誰もいない状況なのかもしれないと思うと、なんだか切ない。テンマとサーシャは、ある意味でアローンの味方ではあり続けるんだろうけど。
分かっちゃいたが、アスプロスが本当に出てなくて寂しいです。 兄さんがアニメ化しない世の中は、なにか間違ってる……。
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