2010年05月14日(金) |
行ってきました中国(地方) |
緒道尾道行ってきました思い出し日記。
本当だったらそれこそ7月に行きたかったのですが、混みすぎず・雨降らず・暑すぎず・忙しすぎずなどを考慮したら、5月14日という日付になりました。 おかげでここのところずっと気持ちに的に慌しかったのですが、それだけの価値のある旅になったので満足です。
この日は、途中下車して倉敷をメインで見てきました。 昼食は倉敷でと思ってたのですが、観光ガイドに載ってた穴子寿司のお店はしまってたので、何かしら地元のものをと思って駅側のお店で吉備鶏のから揚げをいただきました。 そしたらこれが、期待以上の美味しさ。旅の初めから当たりを引いてテンション上がりまくりでした〜。
美観地区を通っていると、ずらっと招き猫の並ぶ猫グッズ屋さんを発見。吸い込まれるように入店しちゃいました。招き猫やなめねこグッズなどの他にパステルカラーなバリ猫もどきもあったりして可愛かったです。 店の奥には看板猫のレオちゃんとヒョウタちゃんがガラス戸の奥で寝そべっていたのですが、レオちゃんの驚愕の大きさはあんまり猫っぽくありませんでした(苦笑)。下手な犬より絶対でかい。
その後、まずはアイビースクエアの児島虎次郎記念館へ。 大原美術館との共通入館券が1300円だったので、それを購入。蒐集物を集めたオリエンタル館は面白そうかと思ったけれど、作家には特に興味がなかったので絵画の方は楽しめないかと思ったのですが、画風の変化が興味深かったりして、なかなか結構面白かったです。 その後もアイビースクエア内をうろうろしていたのですが、土産屋のそばで猫発見。近づいても逃げなかったので人馴れしてたのかもしれない。
大原美術館は、さすがに評判だけのことはある美術館でした。 まず広い。 本館・分館のほかに工芸館と東洋館もある上、きちんとした庭まである、めちゃくちゃ豪華な場所でした。 しかも、入館しない限りは入場無料。入館券を購入していれば一日何度でも入館可能。やろうと思えば食事だけ外に食べに行って、再び戻ってもいいような形式でした。太っ腹。 1300円、めちゃくちゃお得だったと思います。 展示物も面白いものが多かったですし。見所いっぱいで時間がかかるので、遅めの時間に入館するのはお勧めできない場所でした。どれくらいボリュームがあるかって、分館の途中で職員さんに「がんばってください」とにこやかに言われちゃって、それが洒落に思えなかったくらい(苦笑)。
美術館を出てから、駅に戻る途中に再び猫グッズ屋さんに立ち寄ったところ、看板猫2匹がそろって行きと同じ場所に同じ格好で寝ててうけました(苦笑)。なんという怠惰な看板(笑)。
その後、倉敷から尾道へ。 タビ6巻でのお勧めに従い北口から出た途端、しっぽ立てて近寄ってくる尾道猫を発見。さすが猫の町。 宿までは、タクシーで15分くらいということでしたが、グーグル地図だと徒歩8分。これは車じゃ通れない狭い道が抜け道・近道なのかと、徒歩での移動を選択。……グーグルは道程のみで必要時間を計算してて、角度のことを考慮しちゃいないということを念頭に置いとくべきでした。 どう見ても私道としか思えない細い道や、どう見ても獣道としか思えない草ぼうぼうの道を通り抜け、8分という予想時間をはるかに超えて到着した旅館では、「え、歩いてこられたんですか?」と驚かれてしまいました。 途中猫も見かけたからいいんだ。坂の町の坂を楽しんだからいいんだいいんだ……。
宿は、食事も美味しくお風呂も大きく広く、色浴衣の貸し出しサービスや一人につき一本のポン酢お土産つきで一人8000円をきる値段はめちゃくちゃお安い良宿でした。 あわびの陶板焼き2個分含む9品はどれもこれもめちゃうまゴージャス。あわびのバター焼きなんて初めて食べたけど、柔らかいけど歯応えもあってほんと美味しかったです。
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