だらだら日記

2009年11月23日(月) 原作とLCで双子語り

昨日の日記はおかしいね……。
「12月生まれのテンマが15才になってるのだから」ってあたりが特におかしいね。テンマが16才になろうとしている15才なのかもしれないから、シジフォスも誕生日きてないかもしれないだろう。
童虎の方が輝火より微妙年下発言も同様ですな。
時々(どころじゃなく)自分の思考のかっとび具合が自分でよく分からないことがあります。

それはさておき。
ロスキャン、双子編に入ってからのハマリ度上昇率が、えらいことになってる気がします。時々、こういうものすごい押し上げ方してくるからロスキャンはすごいと思う……。好きって気持ちが安定化しないで、どんどん更新されるんだよな。
今は雑誌での読み返し率が高く、読むたびに新しく気づくこともあって、それでまた余計に「うおおお好きだー!」とごろごろ転げるありさまです。
原作星矢と絡む描写についても、ロスキャンの物語そのものがのめりこむ面白さなので、まずは原作小ネタを意識することなく読んで、後からやっとこの台詞や演出は原作のあそこと響かせているのかなと気づいたりします。もっとも、これは、特に双子編に限っての話ではないのですが。
今回のアスプロスの半端発言も、本当にデフが半端なものだから自然な流れで読んでいましたが、何げに原作ネタなんですよね。原作では「半端では何も出来ない」と相手を罵るのは、兄であるサガではなく弟のカノンの方なのですが。だから、双子兄だからアスプがサガのイメージ、弟だからカノンのイメージと言うことは出来ず、どちらからもキャラを引っ張ってきてあって、どちらでもないところからもキャラを生んでいて、アスプロスとデフテロスが出来てるんだろうなあと改めて思いました。

原作は、一輝兄さんのサガには遥かに及ばん発言のせいか、カノンはどうしても能力的にサガより劣るイメージがあるのですが、デフテロスについては拮抗するか実は勝るくらいではないかと思えてきます。
アスプがデフの願いを利用していたというのは、いつかデフが表に出るためにアスプが黄金聖闘士として頑張るという体裁を保つためで、つまるところそれだけアスプはデフの能力を認めていると同時に恐れていることの現れでもある。デフに影としての意識が強くなければ、アスプじゃなくデフが黄金聖闘士として自ら進み出てもおかしくないのだから。(立場的には難しいけども)
実際にはデフは「ずっと影でいい」と思っていたわけだけど、アスプにしてみれば「オレが頑張る」「ガンバレ兄さん」の構図を必死に保とうとしてたんだよね。
デフテロスの能力が自分に劣らないって台詞は、マジホンの本気から出てる言葉だったんだよな……。って思って、今週(あ、先週か)の兄さん好きすぎデフを見てもデフアスに宗旨変えすることなく、やっぱりアスデフな自分がいるのでした(苦笑)。というか、LCはアスデフアスでいいと思う。それが自分の中の正解。

そんなこんなでLC双子が好きすぎて、思わず原作ポセイドン編の兄弟ゲンカ場面見返してしまったのですが、あそこはサガの一人称が珍しく「オレ」なんですね……! 萌えました……!!
ハーデス編まで読み返したら、特にカノン限定で一人称を「オレ」にしてるわけでもなかったので、単純にうっかり間違いってのが正解なんだろうけど、「少年時代はカノン相手にはくだけた一人称使うサガ萌え」に転化しました(笑)。そんなところでちょっとだけ兄弟特別だったら可愛いよ(笑)。
改心後カノンが一人称「私」になるのも好きです。聖域衆だけじゃなくラダたち相手にしても「私」なので、基本一人称から変化した感じ。いつまでも可愛いイメージだったけど、大人になってたんだな、カノン。
でも、本当はギリシャ語だと一人称の区別は特になさそうな気がする。


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