2009年11月12日(木) |
LC157話感想とバイオ感想 |
本編と同じくらい小宇宙通信が嬉しい時が来るなんてロストキャンバス157話感想。
バイオレートアニメ登場確定ばんざーい!! いや、だって、バイオが出るとこまでやるだろうとは思ってたけど、アニメ製作の内情知らない身としては、続編作る気がないなら出番省かれちゃうんじゃないかってめっちゃくっちゃ心配してたんですもの……! ちゃんとハスガード様と組み合ってくれるんですよね!! 喋って動いてくれるんですよね……!? 心配していたキャラデザも、予想以上にかっこいい。やっぱり絵的には原作のバイオの方が美人だとは思いますが、ロスキャンアニメの常で、動くとやたらかっこよくなるんじゃないかと思って期待してます! できれば、とみながさん作監回だと嬉しいんだけどな〜。 声も、バイオに似合う感じだといいなあ。私は青年声が大好きってことで斎賀さん希望してるのですが、誰であっても、バイオのイメージを広げてくれる声優さんが声当ててくれるなら、それがいちばん嬉しいかな。 BDプレーヤー持ってないのでDVDを買ってるのですが、バイオの出る巻は満足できる出来だったらBDも買っちゃおうかしらと真剣に考え中。 実際にアニメで出たらとか言わずに、設定画見たテンションだけでバイオ茶ひらきたい勢いだよー。ていうか夫婦茶? いっそトクサも含めてガルーダ船茶……? 誰も来なくても、ガス抜きと練習と兼ねて絵茶でもりもり落書きしててもいいしな〜。
……前振り長。
では改めて、 本当に兄の技を借りるばかりじゃない子きた……! ……いや、何もゴールデントライアングルってどう見てもアナザーディメンションと同系統の技だよねと思わせてくれるカノンに言いたいことがあるわけでは。 でもほんと、デフテロスの新技は双子技とまるきり別系統で、いかにもカノン島の鬼としての技のようで、かっこよかったです。(カノンはどうしても私の中でかわいこちゃんなんだ、すまない……/苦笑) マウロスはよく分からないけど、エラプションはeruptionで「噴火」「噴出物」、クラストはcrustで「地殻」かな? 地を割るマグマみたいな感じ? マウロスエラプションかエラプションクラストの方が短くて言いやすくないかなあという気もしつつ(苦笑)、次回デフがマウロスの意味を説明してくれることを期待してます。3語ですごく意味しっくりな技なのかもしれないし。
アスミタ、ちゃんとその場にいたんですね。……いやマジで、アスミタの様子に気づこうよアスプロス(苦笑)。 ここでアスミタがいることに気づいていたから、アスミタたちがいない場面ではデフに魔拳がきくと思っちゃってたわけか、アスプロス。デフ一人では無理と思ってたのは、デフを軽んじていたからともとれるけど、生きてる間はギリギリまでアスにとってデフは面倒見なくちゃいけない守らなきゃいけない対象だったからととると、どうにも謀反とその結果とが痛ましくてですね。 子どもの頃は純粋に、「二人に違いはない」「影なんかじゃない」と、そう言えていたのに、十四年後には「影」「傀儡」「模造品」「二番目」と、弟に浴びせたくなかった言葉を自分から発するようになっていた。元々、「俺が強くなる」「俺が進む」とだけ言って、「俺たちで強くなろう」「俺たちで進もう」とは言わない子だから、どこかで凶星の弟の面倒も構わず見られる自分というステイタスに酔ってる部分もあったのかもと思わなくはないのですが、でもそれもけして悪心からきてる気持ちじゃなかったろうにさ。 動かなかったデフテロスと、立ち止まり方が分からなかったアスプロスといった感じで、どちらかがちょっとでも動いたり頼ったりしていればこの結果にはならなかったんじゃないかと思えるのが、なんだかすごく悲しくなっちゃうわけです。
元々は、シジフォスよりもアスプロスよりも、誰より先代獅子が教皇候補の筆頭だったんじゃなかろうか。仁・智・勇を備えた最強の戦士という話だし、シジたちより多少なりとも年長っぽいし。そんな風に厚くて高い壁があったり、サーシャを見つけてきたシジフォスのような、他の黄金聖闘士よりもアテナと近しい仲の人がいたりして、焦って詰まって目的見失っちゃったのかと思えてくる。弟が思うほど眩しい人ではなくて、悩むことも惑うこともあった時に、「光」としか見られてなかったことが、アスプロスを追い込んじゃったんじゃないだろうかと。 セージ様の最終試験がなければ、アスの歪みは顕在化しなかったかもしれないけど、結局は潜み続けるだけでいつか崩れそうな気がするし、そんな教皇を抱えて戦い続けることも出来ないだろうし、結局自分で階段踏み外したことには違いないんだよな、アス。でも、やっぱり、事前にデフが止めることは出来なかったのかと思っちゃうんだよなあ。 どうして高みを目指そうと思ったのか、結局取り戻せないまま逝っちゃったのも悲しいな。最初の頃にはちゃんと「デフテロスのため」があったんだろうにな。
アスの血走った目は、サガの第二人格の表れのようなものとは違い、幻朧魔皇拳にかかった状態の表現だったんですね。髪の色は……水鏡の目がアイアコスと違ってたのと同じような意味合いなんだろうか。確かに、原作と同じことやってもしかたないですしね。部分部分踏まえつつ、LCならではの描写が多くて面白いです。 死の寸前の幻朧魔皇拳、自分の脳を自分で支配するってのは、何が何でも教皇の座につくよう暗示をかけたようなものでしょうか。 ……妄執だよなあ。何のための教皇の座なんだか、もうよく分からないくらいの妄執だよな。 言ってみれば、デフテロスは、兄の妄執を晴らすために戦ってるんだよな……。 自分自身を支配する幻朧魔皇拳で悪鬼となった男と、やっぱり自分自身を支配しようと鬼の道を進んだ男。正反対のようで、どこかでやっぱり似た道のようでもあり。 デフの攻撃を受けたことで、アスプロスもバーサク状態になったりするのかなあ、原作のアイオリアのように。 別にデフテロス、ここで終わってもあんまり問題ないような気もしてきたぞ……。兄弟対決だけで十分見せ場バッチリ。
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