サイン会うらやましすぎるロストキャンバス140話感想。横浜に往復二回は無理だなあ……(整理券配布式と想定して)。
ケンちゃん……!! シジフォスひとりで彼岸島。
アテナエクスクラメーションはできれば使わないで欲しいなあと言ってた矢先に使いやがったシオンめ。 むーん、でも三対一が卑怯だから封じ手にしてるんだったら、オブジェクト破壊用ならOKっぽい気も。 実際問題、禁忌の技であるアテナエクスクラメーションの使用が、それでも読者に期待されているなら、対象を物に限定させるのはなかなか上手い手だなと思いました。破壊力すげえから使っちゃダメって書いてあるけど。原作にも書いてあったけど。でもシュラが「三人がかりで一人を倒す卑劣な技」だって言ってたからそっちの理由を採用してけば大丈夫大丈夫。 聖闘士の証剥奪とか、賊の烙印押されちゃうとか、そういう罰則規定は緊急時につきスルーの方向で。……本当だったら前途ある若者(レグルス)も混じってるってのに、ほんとシオンめ……。 つか、サーシャが思いっきり黙認状態だし、沙織さんも全然気にしてなかったし、言うほど影の闘法でもないのかもな。むしろ、そこまでしてくれるなんて……のノリに近そうな雰囲気?
んでもって、更なるそこまでしてくれるなんて……なシジフォス。 三人揃わないと使えない技なのに、一人手が足りない。そんな場面で、命の尽きているシジフォスが立ち上がってくれるのがかっこいいです。「この命尽きても必ずや貴女を守り続ける」、あの言葉をちゃんと実行してたんだなあと。 ただ、死体が動く……だったら、数話前のバイオの方がどうしてもわっと胸に迫るものがあったんだよな(汗)。とっくに死んでるのにとか、冥闘士なのにとか、上司に歯向かってまでとか、色々あってな……。もう数話後にこの展開があったら、きっともっと感動してた。つくづく惜しい男、シジフォス。 それに、そもそも最初の門を越えられないと仕方がないとはいえ、この先まだどんな敵や困難が待ってるか分からない場面で、さっさと命を落とすのもどうかと思うんだ……。身体ボロボロっていっても、能力的には上位なんだし。もっと先にもっと強大な敵が待っていて、もっとたくさん人死にが出るかもしれないのに、最初の関門で優秀な人に脱落されるときついです。 心臓抜き取る前に、最初っからアテナビックリしとけば良かったんじゃなかろうか。でも、決断後のシオンが震えてるし、レグルスもその震えに気づいて使う技の見当ついた雰囲気だし、本当はよっぽどの技なんだろうな……。
テンマがいなくて、あと3年くらい後が舞台だったら、シジフォス×サーシャは本当にど真ん中でした。でも今回のこれ、最初に「ケンちゃん!」と思っちゃったから恋愛要素に見えるだけで、緋色のアインとアリアの関係を思い出してたら普通に保護者愛に見えてたかも。 シジフォスは、アテナとして扱われる前の、普通の少女だったサーシャ時代を知ってるんだよな〜と改めてしみじみ。サーシャはサーシャで、さんづけでシジフォスのこと呼んでる時期もあったんだなあ。可愛い。しばらくは、ついさんづけで呼びそうになるから、がんばって呼び捨てで呼ぼうとする努力してたならなお可愛い。
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