だらだら日記

2009年06月24日(水) LCアニメ1巻感想

ロスキャンOVAが無事届きました。
ほんと、最初に雑誌で記事を見た時は、キャラデザは手代木さんと絵柄の傾向違うし、テレビアニメじゃなくてOVAだし、どんなアニメになっちまうのかとハラハラしてたものですが、ちゃんといい感じのアニメになってて良かったです。
ラインは違えど、動いていると文句なく魅力的だし、結構原作の絵に沿ってるな〜と思えるシーンも多かったですし。
あと、台詞の端折りようがうまいなと思いました。さっくり短く、意味を壊さないように縮めている。逆に追加されてる台詞も、嫌味なく良い感じ。赤い瞳と言われての「ウサギじゃない!」なテンマとか、可愛かったですよ。あ、2話冒頭で、声で女性と分かる聖闘士候補生がマスクをつけているのもいいな、と。
耶人については若干「うーん……」なものもありますが、それは個人の感想としまして(汗)。
アニメだーって感じにしっかり動くし、アニメならではの色とかカメラワーク?みたいなのを利用した演出もいいし、BGMも好き。若干、いろんな部分で「重み」を感じさせない難はあるけど、100点満点でいうなら80点は点つけられます。……甘めかな(汗)。IFクオリティに慣れてると、どんなアニメでもクオリティ高く見えるんですが。(それはお前比較する先が悪すぎる)
−20点の内訳は、
・やっぱちょっとキャストが……
・やっぱちょっと童虎が……
・やっぱちょっと黄金聖衣の色の感じが……
・やっぱちょっと自動装着の演出は……
・思いがけず耶人が……
な感じ。でも、特に不満を感じるのはそこくらい。かなり個人的な主観に沿っての感想なので、人によっては別にマイナスポイントじゃないんじゃないかな、このあたり。

解説書
Dグレ猛烈PUSH。
あとは、用語集で「1分で振り返ってみよう原作星矢」をやられた感。そういえば冥闘士って修行不要とか冥衣で改造でしたっけ。なんかバイオレート立場ないな、とか思ったけど、彼女も人間の時に努力(っつーか)してたんだか冥闘士になってからも努力してたのか、曖昧なんだよね……(汗)。
あと、その辺の冥闘士設定って大全設定で、本編で語られてたかどうかもやっぱり曖昧なので、あんまり深く考えなくて良いような気もする。でも、不死化はある意味、究極の肉体作り変えだよな……。

OP
当然スロー再生しました。
いないかと思っていた愛アコスが登場してました。バイオレートは、どうコマ送ってもいなかったんですが、うん……。
あんな角と横顔しか出てないような登場でも、「ご立派でした!」とかなんとかバイオレート中心にやんややんややってるガルーダ船の面々が容易に浮かびます。
レグルスかわいいなー。OPだとそれなりに小さい子に見える(笑)。

テンマ
動きも表情も躍動的で魅力的。
声については、カッキー声で脳内再生してた身としては、不満を述べようはずもなく……と言いたいとこですが、アローンと一緒に喋っていると、アローンの方が声が低く感じられて若干の違和感が。もうちょっと低め声でも良かったかな。。
細部、「ここは自分の中でこういう喋り方じゃなかったなあ」という部分は当然あるのですが、それほど気になりませんでした。

アローン
え、えーっと……下野くんは頑張ってたね、うん……。
やっぱ、どうしても、もうちょっと違う声の人が良かったような気が(汗)。一瞬、女性声優さんかと勘違いしそうなのに、ちゃんと男の人っぽい声も出せる人が望ましかったなあと、いまだに思っちゃいます。冥界編の粕谷くんは良かったなあ……。脳内アローン声は粕谷くんじゃなく下和田さんだったんだけども。というか、今原作LC読み返したら、アローン声はいまだに下和田声で再生されたので、なんかもうそういうものらしい。結構別物と割り切ってるっぽい。
そんなわけで、別物と割り切ってのアニメアローン。アローン状態の声は、どうしても違和感があったのですが、そしてハーデスにのっとられてからもちょっと迫力に欠けそうな感じでしたが、ちょうどユアーズエバーをかけられてからのハーデス潜みターンの演技がすごく良かったです。「触るな!!」にはドキッとしたよー。他にも叫びっぷりや息の演技がとても良かった。

サーシャ
可愛かった! 平野さんの声も、なかなかはまってました。
ライミから逃げる時、テンマが抱えるように逃げてるのがすごく好き。かわええ。

ヒュプノス
素晴らしかった。声エロかった。

パンドラ様
これはいいパンドラ様。
でも、「パンドラ」の名前が、「パ」に強勢置いてるように聞こえて、ちょっと違和感。普通に「ド」であがってるという意見も聞いたので、私の耳のせいかも……。

童虎
ナイスガイだった……。
声も顔も動きもナイスガイだった……。
LCの童虎は、原作18歳童虎より、もうちょっと可愛い感じにしてくれてるほうが、個人的には好みでした。
でも、声はともかくとして、しゃべり方の感じは結構イメージにあってたりして。難しい……。

シオン
シオン以外の何者でもなかった。短い台詞だから、今後どうなるか分からないけど、ものすごくはまり声だった。
でも、スターダストレボリューションがどう聞いてもスターダストエボリューションに聞こえました。なぜだ。

教皇
……なんかこう、セージ様のイメージとちょっと違った。
でも、教皇の声としてはとてもかっこいいと思った。
本当に、自分のイメージとは違うんだ……って程度の何か。けして悪くはない。

耶人
声は良かった。
演技も良かった。
ただ、キャラの捉え方が違ったんだ……。
解説書で、聖闘士のプライドが〜と読んだ時に「……誰?」と思い、取り巻き連れて現れて「ちょっ、マユム!」と思い。レグルスと仲いいという設定から、ガキ大将っぽく面倒見てたイメージではあったのですが、あんな風に「オレ期待のホープ!」みたいな感じにえらそうにしてるイメージはなくてね。もっとこう、へたれてていいと思ったのだけれど。アニメの耶人と、原作のダチのために体をはれるけど弱い自分を自覚してる耶人が結びつかない(汗)。レグルスに出会う前なら、まだあれでもいいと思うんだけど、レグルス後ですぜ。
菅さんが、邪武を引きずっちゃったのかな〜という気も。前に、雑誌でインタビューを見た時に、ちょっと危惧してはいたんですが……。
ただ、原作と切り離して、アニメだけ見ればいいキャラだと思います。えらそうで、つっかかって、でもちょっと友情に目覚めちゃったりする展開でしょう、これは。十五少年漂流記ならドニファンでしょう(笑)。
原作と切り離さなくても、テンマにつっかかるのはいい!んですけどね。好き。単に張り合ってくれてれば、ほんともっと嬉しかったんだけどな。


ずっと、フェニックスが白で、マーメイドがピンクだと思ってたんです。
違ったって、今日教えてもらいました。
チェンジマン、やっぱちゃんと見返したいなあ。


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