2009年03月12日(木) |
LC124話感想+小宇宙通信第12回感想 |
バイオが一コマしか出てなかった(しかも髪だけ)ロストキャンバス124話感想。この先ずっとこうなんだから悲観しててはいかんのだ……!
この船には無駄なもんなんて……一つどころじゃなくあると思う。 あんな絆チェッカーとかそんな絆チェッカーとかこんな絆チェッカーとか! ユンカース……(泣)。 どうせ死ぬなら戦いの中で死んでほしかったよカーペンターズ。 そんなやりきれない思いが拭えないけど、でも相手が三巨頭じゃ確実に犬死だし、普通の冥闘士でもきっと犬死だし、雑兵相手に乱戦しても焼け石に水だろうし、だったらこういう形で幕引きするのも仕方ないことなのかもしれないと、半分くらい納得も……してるつもりだけど……聖域ひどいよう(泣)。 船が危険だとユンカースたちが知ってるってことは、当然サーシャやシジフォスだって知ってたんだろうし、最初からユンカースたちを犠牲にするつもりだったんじゃないかって疑っちゃうじゃないですかー。 船は船で、絆を試して、その強さによって助かるというならまだしも、絶対一人一人犠牲にしてかないと進めないだなんて、心狭いにも程があらあ。 しかもこれ、もしバイオがユンカースたちの立場で自分ひとりしか船に侵入してなかったら、やっぱりユンカースたちのように犠牲になってたんじゃないかと思う。聖闘士の主張する絆の形じゃなくとも、愛の絆隷属の絆でも間に合いそうな気がしちゃうのがなー……。あ、でも、バイオ一人じゃなかったらスタンドとか他冥闘士とか雑兵とかに突っ込ませてたと思う(笑)。そりゃもう蟹様のように味方を放り投げてでも。そしたら、自主的じゃないってことで、船は認めてくれないのかなあ。
そんなこんなで、冒頭のシジフォスですが、やけにキラキラしてるシジフォスですが、相変わらず羽根飛ばしまくってるシジフォスですが、もうおっさんとは言わせないとばかりにやたら若さを主張している感じのシジフォスですが。 船を起動させるために、テンマ一人向かわせるんじゃなくユンカースも向かわせてるのが、「テンマは死なせられないからお前ちょっと死んでこい」と言ってるように思えてあかん……です……。そんなつもりじゃないんだろうけど、結果としてそうなっちゃってるのが(汗)。 とりあえず、シジフォスはアイアコス戦がんばれー。シジでもなきゃアイアコスは止められないからこそ、カーペンターズが船を動かす犠牲にならざるを得なかったんだから、シジにはシジの役目をしっかり果たしてほしいです。 レグルスがうっかりきっちり戻ってきて、結局シジフォスがずるずる生き延びる結果になるかもしれないけど……。いや、でも、レグルスが戻ってこれるというなら、シジフォスが退場してレグルスが残ってくれる方がいいなあ。弟子が師匠より先に逝っちゃいかんよ。いかんよ、今の状況(泣)。 ところで、シジフォスの羽根はイメージ映像じゃなくてリアルで舞ってるんですかね……?
テンマはいつもいいとこ取りしてるなあと思ってたけど、考えてみたら逆にいいとこ取りされ続けてもいるんですよね。聖域にとってテンマは死なせられない切り札になっちゃってるから、ちょっと大きな戦いになると守られるばかりで、活躍する機会がない。戦って戦いまくって強くなる……というのは難しいんですね(汗)。 もうテンマはヒロインしてればいいから、そういう役回りを耶人が主人公っぽく引き取ってくれればいいんだろうけど、あの子へたれてるからな……。 そんなわけで、今回も出番はあっても活躍がない感じでした、テンマ。「やってやるぜ!!」と言いつつ何をやればいいのか分かってなかったり、船の仕組みを知らなかったり、5Pラストゴマや8P3コマ目&4コマ目の表情がすごく良かったり、可愛いんだけど……可愛いんだけど、ほんと頑張れ! 親友が敵になって……って萌え設定の基本だけれど、ちょっとテンマには足枷になっちゃってる気もするなあ(汗)。悩みまくって、でも……という点では確かに頑張ってるいい子なんだけど。
耶人がカーペンターズに置いてかれずに済んだのは、アイアコスとバイオレートのおかげですね(苦笑)。 なんだかんだでテンマのこと追ってきてくれてるのが好きです。船のために体をはる意味を問うてしまうのも、聖闘士としては足りてないのかもしれないけど、普通っぽくて好きだなあ。友達のために体はれる誇りは全部大工に吸われてたよ、耶人(汗)。 けして強くない自分とか、頑張りきれない自分とか、小さい自分にいっぱい向き合わされた希望の船入手編でしたが、この辺りが耶人戦死の布石になっちゃったりするのかもしれないなあ……とちょっと思いました。俺だってやる時にはやるんだー、的な。 耶人は女の子が絡まないと頑張れない子なのでユズはいつも側にいたってあげてください……と言いたいとこですが、頑張って死んじゃうくらいだったらもう頑張れないまま終わってもいいや。
原作の邪武と那智たちの年の差に引きずられての発想かもしれないけど、カーペンターズと耶人&テンマって、カーペンターズの方がちょっと年上だったりするのかなって気がします。 ダグラスがユンカースに「いつも振り回される」と言ってるし、組んでることも多かったのかな。ユンカースを中心に、仲良さそうにしている感じ。耶人はやっぱり、ユズとつるんでそう。 ブレリオのやっとの台詞が「ユンカース!」だったりするの、好きだなあ。カーペンターズはカーペンターズで、知らないところで色々あったりしたんでしょうね。マニゴルドの回想でもちょろっと描かれてたけど、あんな感じに。 14巻は、表紙にレグルス&バイオ、裏に大工ってところかな。
アイアコスは今回一コマ登場だったけど、来週はシジフォスと華々しく戦ってくれるわよね……? と思ったけど、船の起動は無事済んだんだし、別にテンマが戦ってもいいわけですね。 アイアコスが頑張ってないとバイオが出てこないので次回こそ頑張っててほしいなあ。でも今週も、相変わらずバイオの髪から手を離してないせいで、髪だけだったら出ちゃいたけどね(苦笑)。 正直、バイオ好きとしては、いっそここはアイアコスに勝ってほしいくらいです。嫁さんの負けを帳消しにするための戦闘だもんよ……。アイアコスが負けたらバイオレートの頑張りも無駄になっちゃうようで、やりきれなさすぎる。
* 小宇宙通信第12回は、設定画はお休みでアニメ絵公開。 童虎がやっぱりナイスガイ。これだけ童虎がナイスガイだと、ハスガード様にものすごく期待してて良さそうな気がしてきた(笑)。 改めてこの大きさで見ると、黄金兄さんイラストでマニゴルドまでしか描かれてないっぽいから、やっぱり7巻途中か8巻あたりまでが第一章なのかなあ。個人的には、蟹師弟は第二章に引っ張って「続きを見たければ買ってください!」ってやるのが妥当な気もしつつ……。山羊はどうせ出なさそうなのでもうしょんぼり。 そういえば、LCアニメは色合いが微妙だと思ってましたが、アルバの髪色はなかなか好みかもしれないです。ちょっと灰色がかった感じの水色、だったと思う。
* 「星矢の新品おいてください」の人、本当にエピG目当てだったらごめんなさい。ずっと置いてなかった6巻はミロとリンゴの巻なので、これ幸いと買ってきました。 エピGはB6判だし16巻まで出ているし、のんびり揃えていこうと思ってます。
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