みょうの日記
DiaryINDEXpastwill


2003年07月12日(土) ディスカバリーチャンネルにて

立て続けにスカパーの話だけど。
昨日プレミアディスカバリーにて「殺人の解明」という番組をやっていた。アメリカでは、殺人を犯す者には、脳の機能不全を含めそれなりの要因があるのではないかという研究がなされているんだとか。
アメリカでは年間2万人もの人が他人に命を絶たれている。そのほとんどは近親知人による発作的な衝動によって引き起こされるのだが、連続殺人というのは犯人像が大きく異なる。そしてまた、決して精神薄弱などではなく、頭がよく理性的かつ人あたりがよい面を持っている者が多いそうだ。彼らは、殺人ということが何なのか理解できないのではなく、自分にとってそれは罪ではなく当たり前の正しいことなのだという認識の中にある。
実際に罪を犯した人がインタビューに答えていたが、彼は殺人を犯したのち一度逮捕されたのだが、服役中模範囚であったことから釈放され、再び罪を犯して刑に服していた。彼は幼い頃からあった母親への憎しみから、歪んだ性衝動を女性に向けるようになったと言い、最終的に母親を殺害してしまった。さらにもしまた釈放されることがあったとしたら、再び犯罪を犯すだろうとも言っている。
彼ら連続殺人者に共通することは、幼い頃、動物虐待をくり返し、明らかに他の子供とは違う言動があったということ。また、主に母親への歪んだ感情を持っているということ。母親から省みられない、あるいは偏愛される、いずれにしろキーワードは母親なのだ。
テレビの中で研究者は言う。幼い頃であればまだ矯正は効く。大人になってからでは遅いのだ、と。そこへ行き着くまでには、必ず何某かの信号を発しているはずであり、それを正確に汲み取ってやることが肝要なのだ、と。

日本ではそれをすべて精神鑑定、つまり異常者であるという型にはめたがるが、ある意味それは正しく、ある意味それは正しくはない。
彼らは、普通の人よりも賢く冷静に罪を犯す。普段から表立って奇行に走るような愚かではない。他人と自分の思考が違うことを正確に把握しつつ自分の正論の中で生きているのだ。そうした他人とずれた常識の中から世間一般のいう正常な世界に引き戻し、更生させることは果たして可能なのだろうか。
先日起きた長崎の事件の、あの加害者の彼は果たして間に合うのだろうか。


みょう |HomePage

My追加