てらさき雄介の日記
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2024年10月30日(水) |
地元3水道営業所の統廃合の理屈 |
決算特別委員会の質疑1日目。他会派の議員が、相模原市内の水道営業所の統廃合を取り上げた。現在3つある営業所を今後1つにする方針だ。南と津久井が無くなり、現在中央にある相模原営業所のみになる。
コストカットが主な理由のはずだったが、その他にも後から付けたような理由を述べていた。「南や津久井は少ない人数で災害対応をしていたが、まとめることによって的確になっていく(要約)」など。それは結果そうなるということで、検討の目的は違ったはずだが、単に効率化ですとは言いにくいのか。
行政が使うレトリックは他と違う。論点を明確化して議論することを嫌う。Aという要素もあり、またBということもあり、総合的に勘案してCになったという流れだ。これは丁寧な説明というよりかは、責任の所在を曖昧にする手法と感じる。
この話で言えば、コストカットと災害対応は別の話。区分して議論しないと深まらない。またそうしないと、別の手があるかないかもわからない。結論から導き出される理屈が県民にとって正しいか、議員はチェックする必要がある。
●今日一日
【午前】 決算特別委員会(質疑)/県庁
【午後】 決算特別委員会(質疑)/同
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