てらさき雄介の日記
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2023年10月03日(火) |
住吉地区のフィールドワーク |
すみよし憐保館を訪れた。日本に2つしかない民設民営の憐保館だ。住吉地区の住民から様々なお困りごとを聞き、その対応に取り組んでいる。「まずは断らない」という姿勢は真似たいもの。
福祉・教育・雇用という3種のケース会議を開催し、それぞれに行政の関係機関を巻き込んでいる。民間施設としては稀有と言える。同和対策法以来の良き流れが生きている。また運営者の努力も目覚ましい。
地区内のフィールドワークも。歩きながら聞く話は重い。すぐ横を走る南海電鉄のホームから地区が見えないよう、以前は大きな塀があったと言う。その話をする引率者は柔和な顔だが、私は瞬時にひきつった。
市が廃止して地元で運営する体育館がある。そこにかかっているレリーフの前で写真を撮った。悲しくも勇ましいデザインだ。地区の歴史を描いているという。沖縄の彫刻家と地区住民が合作した作品だ。
●今日一日
終日所用
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