「VIVANT」の敵役は役所広司である。重みのある俳優だ。しかし昨今の映画やドラマは、役所広司と佐藤浩一ばかり。本当はもっと若い俳優を使いたいのだろうが、力量で“張れる”クラスが出ていないのだろう。外国の映画は字幕であり、また文化も違うので、演技を見てどうということはない。私ではわかりようがない。だからこそ日本映画は、より楽しみに見ている。廃れないで欲しい。日本映画界の今後に期待している。●今日一日終日所用