てらさき雄介の日記
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「数は力」と最近の議員は簡単に言う。しかし以前この言葉は悪い意味で使われていた。田中角栄元総理などが、数を背景に権力を行使した際の合言葉で、現在の自民党にも脈々と受け継がれている。
数を最大の価値基準にするならば、私は立憲民主党にはいない。かつての民主党にも入らない。日本の第一党は紛れもなく自民党。数による政治を実践したいなら、最初からそちらの道を選んでいる。
多数による政治が創りだした今の社会に疑問を感じ、そのあり方を変えたいと思ったから、政治家になろうと思ったのだ。誰がどうかは知らないが、少なくとも私に向かって「数は力」と言われても、ああそうですかと返すだけだ。
特にまっとうな筋と流れによる数の増加ではなく、その場を取り繕うような数わせは、その一時のみしか効果を表さない。長期的に見ればマイナスだ。私たち民主系は、その経験をしてきたではないか。
枝野幸男前代表は結党当時に言っていた。「永田町ワイドショーから決別する」。現在に至る長期低落傾向は、その考えを捨てたからだ。私は同じ落とし穴に入らないよう、初心を忘れずに進んでいく。数は力ではない。
●今日一日
終日所用
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