てらさき雄介の日記
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2021年03月04日(木) ギャンブル等依存症対策推進計画とは

厚生常任委員会の2日目。立憲会派の望月聖子議員(横浜市保土ヶ谷区)が、「県ギャンブル等依存症対策推進計画」を取り上げた。事前に質問内容は聞いていた。内容は我が意を得たりなので、特に口を出すつもりはなかった。

しかし行政当局の答弁を聞いていて、基本的なところに違和感を持ったので、その場で何点か関連で質問し、意見を言った。

ギャンブルは、元々中毒性を含んでいる。タバコや酒と一緒。「上手く付き合う」のが理想と言うが、それが難しいのが現実。また一定中毒にならないと、そもそもカジノにはいかない。シラフでは成り立たないシステムだ。

県は、IRの設置に余り権限がない。私たち政治がしている賛否の議論から、一定の線を引くのは致し方ないと思う。しかし依存症対策の計画をつくるのなら、元々そういうモノなのだという認識は必要。

いずれこの日記に書くことがあるかもしれないが、私もソウルやマカオのカジノで中毒になったことがあった。金曜にソウルへ行き、日曜の夜に帰ってくる。空港からウォーカーヒルに直行。滞在中は一歩もホテルから出ない。今思えば異常だ。

幸いカネがなかったのと、韓国料理という、より楽しいものを発見したので、ここ最近はソウルに行ってもカジノは入らない。しかしもし金持ちだったら、全財産をスっていたかもしれない。

競馬等の公営競技やパチンコよりも、カジノのブラックジャックやバカラは射幸性が高い。射幸性が高いゲームがカジノではむしろ好まれる。既存の計画ではIRには効果が期待できない。

●今日一日

【午前】
立憲民主党・民権クラブ県議団厚生部会/神奈川県庁
厚生常任委員会(質疑)/同

【午後】
厚生常任委員会(質疑)/同


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