てらさき雄介の日記
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2019年03月19日(火) 初めての湯沢市で4軒

初めて湯沢市に来た。ご葬儀の参列もあるが、それ以上に、先輩の地元を見てみたかった。学生時代、「田舎だぞ」とよく言っていた。

羽田から1時間で秋田空港に着く。レンタカーで市内まで1時間。それ程時間はかからない。しかし光景は違う。まだ雪が積もっている。そして先輩の言う通りの街並みだ。

夕刻、ホテルにチェックイン。少し歩いてみよう。先輩の地元で献杯だ。街を見るには、夜の時間もいい。

以下、実名で触れる。

最初の店は、湯沢駅前の「河童の川太郎」。夕方の5時半くらいだ。おススメに、フグの白子焼きがある。店は古そうだが、店主は私の年齢くらいか。「湯沢は初めてです。葬式に来たんです」「そうですか。大関さんですか」とのこと。少し選挙に詳しい方だ。

次は同じく駅前の名店街。焼き物の「憲」。客は自分ひとりだけ。15年やっているらしい。残念ながら、余り会話が通じない。それでも1品だけと思い、軟骨焼きを頼んだら、これがかなりの絶品だ。七輪で焼く。豚の喉だ。本当に美味かった。このオヤジさん恐るべし。

その後、少しウロウロした。光っている看板がある。スナック「green」だ。ドアを開くと若い女性スタッフがいる。苦手だ。しかし入った以上はしょうがいない。ここも客は自分のみ。早速、先輩の名前を出した。すると80歳近いマスターが言う。最初の選挙は応援した。この店にも来ていた。結局思い出話をして、しばらく飲んでしまった。

ホテルに帰ろうと歩いていると、お好み焼き屋さんがある。その名は「でんねん」。腹が減った。常連らしき人が数名と、焼いてくれる女将さん。ここでも湯沢に来た理由を言った。「おお、まもるの後輩か。」先輩を下の名前で呼んでいる。明日の葬儀にも参列するそう。貴方の仕事は何かと聞かれたので、「同業」と答えると、そうは見えないとのこと。帰り際に、いぶりがっこをくれた。「まもるの為に来てきれた」と言う。・

帰り道で泣いてしまった。飲み過ぎたんだろう。繰り返しだが、この街は初めてだ。来てよかった。先輩は街に愛されていたんだな。相模原も「都会」ではないが、だいぶ違う。

●今日一日

【午前】
選挙立候補届事前審査/市役所
相模原中央支援学校幼稚部・小学部・中学部卒業式/弥栄

【午後】
相模原から湯沢へ


美味しく頂きます


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