てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2018年07月20日(金) 大本が違う参議院選挙の制度変更

非常に奇妙な選挙制度が導入された。参議院議員の定数を6増やし、比例代表選挙に特定枠を導入するという。市民は理解しないし、出来ないだろう。安倍政権と自民党はしっぺ返しをくらうはず。

元々は1票の格差を正すために、徳島と高知、鳥取と島根を合区したこと。一方の県から議員が出られないことになり、「地域の声が届かない」という名目を付けて、現職議員の落選に保険をかけたのだ。

大本が間違っている。徳島選挙区から出ている参議院議員は、徳島県の代表ではない。これは衆議院も同じ。「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」憲法第43条の規定である。

どうしても選挙区の代表者にしたいなら、憲法を改正して、国会の位置付けを変えるしかない。「国会議員は、それぞれ選出された選挙区の代表者として、その役割を担う」さしずめこんなところか。

●今日一日

【午前】
打合せ(党)/東京都千代田区

【午後】
会合(議会)/川崎市川崎区

【夜】
会合(議会)/川崎市川崎区


てらさき雄介 |MAILHomePage