てらさき雄介の日記
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2017年12月10日(日) |
悲しくも奇麗な映画である |
ブレードランナー2049。悲しくも奇麗な映画だった。グロテスクなシーンも多少あったが、そこも汚くはない。映像と音楽、ストーリーが心地よく残った。人間は何をもって人間なのか。難しい話しである。
主人公がある人の遺伝子配列をチェックする。A、T、G、Cの羅列を素早く読み込んでいく。横でデジタル投影の女性が言う。私は0と1だけね。その表情とセリフが忘れられない。しかし人もまた4要素の組み換えでしかない。
クローン技術がいくら発展しても、命の源流は何者にもわからない。研究する人がいてもいい。しかし私は知りたくもない。それ程長くはない人生。おもしろき、こともなき世におもしろく、すみなすものは、心なりけり。
●今日一日
終日所用
 このシーンです
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