てらさき雄介の日記
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2017年03月21日(火) 貧困なる政治からの脱却

養護学校の卒業式に地元県議として参列。小学部16名と幼稚部が1名だった。皆あどけない表情を残した子どもである。微笑ましいことこの上ない。自然に笑顔が溢れる雰囲気となった。

普通校よりも養護学校の式典を優先している。そこには私自身の決意を新たにする意味も含まれている。今目の前にある光景。この体育館の中で行われていることこそ政治の目的である。

一人の障がい児に一人の教職員が寄り添っている。卒業証書をもらうべく前に出る生徒が、歩くのに時間がかかれば皆でそれを待つ。親御さんと地域住民がまさに暖かい目でそれを見守る。

この場をどのように確保し続けるか。当たり前のようでいて、実は常に厳しい壁に直面している。今や行政も予算優先主義。「採算」や「費用対効果」という言葉を使う役人すらいる。

元より養護学校はカネを生み出す施設ではない。だから風当たりが強い。予算を捻出できないために、全県的には旧い校舎で学ばざるを得ず、スクールバスすら揃えきれていない現状がある。

その貧困なる政治を脱却し本来の姿に近づけるよう、改めて県議会議員としての責任を痛感した。政治家としての責任と夢を思い起こす一日となった。改めてご卒業を心からお祝い申し上げる。

●今日一日

【午前】
相模原中央支援学校小学部・幼稚部卒業式/高根

【午後】
会派打合せ/県庁
神奈川県薬事審議会/横浜市中区

【夜】
相模原市選出超党派県議の会/相模原


おめでとうございます


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