てらさき雄介の日記
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2016年07月26日(火) 津久井やまゆり園で起きた事件の対応

早朝に携帯電話が鳴った。バイブにしているので、正確には震える音が枕元でした。まだ寝ていた。手に取り名前を見ると信頼する人だ。タダ事ではないと思った。そして電話をとった。

「大変だ。知っているか」
「いや寝ていた」
「テレビをつけろ。そうすればわかる」
「何?何・・・?」
「津久井やまゆり園だ!」

すぐにリモコンのスイッチを押した。映った内容に驚愕した。これは日本の映像なのか。テロップには‘相模原’と出ている。私の地元で起きたことなのか。呆然として、頭が真っ白になった。

しばらくして我に返った。ここは県立の施設。しかも私が委員長をつとめる厚生常任委員会が所管する福祉施設だ。何をすればいいのだろうか。起きた事が重大すぎて、頭の中がぐるぐるまわった。まずはしっかりしなければ。その間もガンガンと電話が鳴っている。

約1時間かかった。考えの基本がまとまった。まずは犠牲者の冥福を祈り、負傷者の回復を願うこと。次に真相を究明すること。そして今も施設に入所する方々のことだ。日本史上稀に見ること犯罪を目の前にして、与えられた責任を痛感した。

その後は一気にやり取りをした。施設を管理する県保健福祉局、捜査を担当する県警察、現場対応をしている市消防本部、更に同じ議会の同僚議員など。いまだ情報が錯そうしているので、その詳細な内容は書くことが出来ない。お許し頂きたい。

障がい者福祉の充実こそが、相模原と神奈川、そして日本の重要テーマと長く訴えてきた。今でも強く信じている。だからこそ犯人の思い通りにはさせない。これが特異な犯罪であることを、社会全体に明らかにしてみせる。明日もまた朝から動く。

●今日一日

【午前】
事件についての情報収集/自宅
行政相談対応(公園)/市役所

【午後】
事件の現地訪問及び弔問/緑区千木良
事件の委員会・会派対応調整/事務所
事務作業/同
行政相談対応(産業)/同

【夜】
会合(議会)/緑区西橋本


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