てらさき雄介の日記
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2016年06月08日(水) クリントン氏の支持を改めて表明する

ヒラリー・クリントン氏が民主党の大統領候補に決まった。サンダース氏の健闘を称えつつも、一日も早く選挙から撤退し、トランプ氏に対する共同戦線を構築することを期待している。

政治家の心構えとは何か。どのようなことについても、自らの考え方を持つことだ。何故納豆が好きなのか。何故上溝で暮らしているのか。何故海外へ旅するのか。一見どうでもいいようなことも、思考し結論を得る必要がある。そして問われたときには、堂々とその主張を伝える責任がある。

ましてアメリカの大統領は日本を大きく左右する。私たちは一票を投じられないが、その結果は市民の生活に影響を与えるのだ。クリントン氏とトランプ氏のどちらが大統領に相応しいのか。限られた判断材料のなかで考える必要がある。私もこれまで報道等を注視してきた。

クリントン氏を応援する。予備選挙が始まった当初からの一貫している。既存政治に対する不信感や、加えて氏の個性に対するアレルギーから、率直に言って人気が無い。先日渡米した際にも、良い評判は余り聞かなかった。今後の本選に向けて、本人と陣営が克服しなければなるまい。

一方でアメリカは世界最大の軍事力と経済力を持っている。そのトップは経験が必要だ。また連邦議会とのやり取りも必須である。トランプ氏につとまるとは到底思えない。大統領がリーダーシップを発揮できなければ、結果違う誰かが見えないところで影響力を持ってしまう。

またイスラム教徒やメキシコ移民に対する姿勢も看過できない。クリントン氏は「壁をつくるのではなく、取り除こう」と言っている。共感。世界平和を目指す私の方向性と合致する。広島を訪問したオバマ大統領の路線を継承し、少しずつでも前に進めてくれるはずだ。

更に日本への影響。TPPの交渉結果はその大方を理解できる。テーブルをひっくり返してイチからやり直すことは、貿易立国である位置づけに悪影響を与える。トランプ氏が共和党員でありながら、TPP合意に異議を唱えていることは軽視できない。この点でもクリントン氏だ。

他にもいくつかあるが、ここでは最後に安全保障について述べよう。日米安保条約は見直す必要がある。特に日米地位協定は改定が急務。先の県議会本会議でも会派を代表して主張した。一方でそれは落ち着いた環境下で、冷静に行っていく必要がある。周辺国に大きな影響を与えるからだ。

繰り返しだがクリントン氏は経験が深い。外交。また世界に向けたメッセージの発信。一方トランプ氏の不用意な発言はどうか。多くの人が傷ついた。安定した日米関係を損ねる危険性がある。どちらが大統領に相応しいかは明らかだ。第三の候補が出た場合は、改めて熟慮し明らかにしたい。

●今日一日

【午前】
所用

【午後】
所用
相模原シティライオンズクラブ有志懇親会/横山

【夜】
相模原遊技場組合総会懇親会/南区上鶴間本町


夜の会合は中華でした


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