てらさき雄介の日記
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2013年04月12日(金) それでもドブ板を否定する

永田町で党の打合せ。数年前にリニューアルした議員会館は立派な建物である。以前は執務室も狭く、来客が廊下待ちということもあった。さずがにそれではと現在の仕様に。

国会議員の待遇が時として問題になる。高額な歳費、公設秘書、JR等パス、発言の免責や不逮捕特権等。しかしどれもそれ自体は問題ない。国権の最高機関を運営するに必要なら、惜しみなくその経費は皆で負担すべきだ。

しかし今の国会議員。会って話すと残念なことが多い。良くも悪くも‘普通の人’だ。国家を預かる風格など言うに及ばず、何を言っているか不明の人すらいる。残念なことだ。

小選挙区制は選挙を熾烈にした。いとも簡単に当落が変わる。ここ数回の選挙で日本人すべてが目にしたことだ。候補者がそれに立ち向かう唯一の武器は、いわゆる‘ドブ板’選挙しかないと言われている。

それは正しいのか。否。小沢一郎氏の言う‘選挙区は社会の縮図’論は一理あるが、議会すら軽視して冠婚相愛をホイホイは本末転倒。地方議会も同様の傾向がある。

議会の仕事を正確に主権者に伝える。しっかりやっている人を当選させる。サボっている人は落選させる。政治改革とはつまるところそれだけのこと。しかしなかなか辿り着かない。

かく云う私もそう。勝ち続けるために‘ドブ板’をやっている。しかしやりながらも言い続ける。これは正しくない。これでは政治は良くならない。変えられるのは主権者の皆さんしかいない。

●今日一日

【午前】
支援者訪問/都内

【午後】
打合せ(党)/都内

参議院議員会館で打合せです


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