てらさき雄介の日記
DiaryINDEXpastwill


2012年09月10日(月) 准看護師だからなれる人

福祉関係の行政相談を受けた。あわせて県政に対するご意見を伺う。そのひとつが准看護師の養成について。私がこの問題を扱っているとは知らなかったらしい。その意味でも興味深く聞いた。

「やめないで応援してほしい。」とのこと。ご家族が准看護師の資格取得を検討中で、なくなってしまうと聞きつけ残念がってたらしい。勘違いもあったようなので、現在と今後について正確にお伝えした。

まずもって准看護師制度はなくならない。県がどのような対応をしようと、社会が必要としている以上は残る。現に国は法改正を予定していない。

また神奈川県内の養成機関は、そのほとんどが民間の運営。元々県が「やめろ」という権限はない。今議論しているのは補助金をどうするか。もちろん継続すべきだ!

さてこの方のご家族。現在のお仕事や生活環境を鑑みると、恐らくは准看護師にはなれても正看護師は難しい。医療・福祉人材が足りないなか、現場から排除してしまっていいのか。

元々准看護師は、正看護師にはなれない人もいるからと、その補完的な役割で誕生した。現在に至っても意義は変わっていない。いやむしろ拡大している傾向もある。

明日からの定例議会に提案される補正予算案には、県立准看護専門学校を正に移行するための、施設改修に関わる設計費が計上されている。正にはなれないけど准ならば。こういう人をどうするか。大きな論点である。

●今日一日

【午前】
朝の街頭活動/矢部駅南口
県政レポートポスティング活動/矢部
行政相談(教育)/同

【午後】
行政相談(福祉)/南区磯部
地域まわり&ポスター張替え/南区及び中央区内
事務作業/事務所

【夜】
下九沢地域振興会例会/南橋本
会合(地域)/千代田

南区磯部へ。相模川がきれいでした。


てらさき雄介 |MAILHomePage